レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.07.01 13:35
更新日: 2020.07.10 11:15

ホンダ・シビック・タイプR リミテッド・エディションがWTCR公式セーフティカーに

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | ホンダ・シビック・タイプR リミテッド・エディションがWTCR公式セーフティカーに

 ホンダ・モーター・ヨーロッパは6月30日、『ホンダ・シビック・タイプR リミテッド・エディション』が2020年シーズンのWTCR世界ツーリングカー・カップで、オフィシャルセーフティカーを務めると発表した。

 シビック・タイプR リミテッドエディションは、ホンダのモータースポーツにおける長年の提携パートナーで、シビック・タイプR TCRやNSX GT3の開発・製造を担うJASモータースポーツのミラノ本社で発表された、新型シビックにラインアップされるふたつのタイプRモデルのうちのひとつだ。

 日本では200台が限定発売されるこのリミテッド・エディションは“タイプR”の起源に立ち返り、車両の軽量化やBBS製20インチ鍛造アルミホイール、ミシュラン製ハイグリップタイヤなどの専用装備によってピュアスポーツ性能がさらに高められたモデルとなっている。フロントに搭載される2.0リットルVTECターボエンジンの最高出力は320ps、最大トルクは400Nmをマーク。0-100km/h加速は5.7秒というタイムを記録している。

 そんなシビック・タイプRの限定車は初代TYPE Rを想起させる“サンライトイエローII”という特徴的なカラーリングが施されるが、WTCRのセーフティカー仕様のシビックでも同系色がベースカラーに選ばれた。全体のリバリーは生産車両の背後にある“攻撃的な哲学”に触発されたものになっており、ブラックとレッドを効果的に差し込んだこのデザインは、ホンダのツーリングカープログラムの公式デザインを数多く設計したベルギーのアーティスト、バノフ氏が手掛けている。

「ホンダはFIAワールド・ツーリングカーの競技において豊富な歴史を有しており、このカテゴリーに対する長年のコミットメントは他に類を見ないものだ」と語るのは、WTCRのプロモーターであるユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ代表。

「そのため、ホンダとシビック・タイプR リミテッド・エディションをWTCRのオフィシャル・セーフティカーパートナーに迎えることができて光栄に思っている」

「その優れた安全性、スポーティでダイナミックな走り、そして手頃な価格はWTCRの理念に完全に合致している」

 新型コロナウイルスの蔓延により開幕が延期されている2020年のWTCRは9月12~13日、オーストリアのザルツブルクリンクで開幕。以後、11月までにニュルブルクリンク(ドイツ)、スロバキアリンク(スロバキア)、ハンガロリンク(ハンガリー)、モーターランド・アラゴン(スペイン)、アドリア・インターナショナル・レースウェイ(イタリア)という6つの地域で全16戦が行われる予定だ。

ホンダ・シビック・タイプR リミテッド・エディション WTCRセーフティカー仕様
ホンダ・シビック・タイプR リミテッド・エディション WTCRセーフティカー仕様
WTCRのオフィシャル・セーフティカーとなったシビック・タイプR リミテッド・エディション
WTCRのオフィシャル・セーフティカーとなったシビック・タイプR リミテッド・エディション


関連のニュース