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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.07.18 08:37

インディカー第5・6戦アイオワ:変則予選方式で第5戦はデイリーが初ポール、第6戦はニューガーデンがポール獲得

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海外レース他 | インディカー第5・6戦アイオワ:変則予選方式で第5戦はデイリーが初ポール、第6戦はニューガーデンがポール獲得

 ダブルヘッダー開催となるインディカー・アイオワ戦。17日に行われた予選は、第5戦と第6戦のグリッドをいっぺんに決めるユニークな予選方式を採用し、第5戦はコナー・デイリー(カーリン)が初ポールポジションを獲得。第6戦はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が今季3度目のポールポジションを獲得した。

 3週連続開催のインディカー・シリーズ。今週はアイオワ・スピードウェイを舞台に第5戦、第6戦が観客を迎えて開催される。

 17日の午後2時より1時間半のプラクティス走行では、2年目のコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)がトップスピードを記録。オーバル戦はカーリンから参戦するコナー・デイリー(カーリン)が2番手。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が3番手と続き、佐藤琢磨は53周を走行し11番手に。

コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)
コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)

 午後5時半より予選がスタート。通常のオーバル予選では、ひとりずつが2周の走行を行い、その平均スピードでグリッドを決定するが、今回ダブルヘッダー戦のアイオワでは、ひとりずつ2周続けてのアタックを行い、1周目のスピードが第5戦のグリッド、2周目のスピードが第6戦のグリッドとなるユニークな予選方式を採用する。

 佐藤琢磨は6番目にアタック。1周目を172.130mph、2周目は169.174mphを記録。2周目は6人中5番手と下位にとどまったが、第5戦のグリッドとなる1周目ではトップに立つ。

 9番目に登場したコナー・デイリー(カーリン)は、1周目を175.074mphと琢磨のスピードを抜き、2周目も174.960mphと好アタックをみせ両方でトップに立つ。

 ロードアメリカで初表彰台を獲得したアレックス・パロウ(デイル・コイン・ウィズ・チームゴウ)は、12番目にアタックし、1周目を170.495mph、172.382mphとまずまずのスピードを記録する。

17番目に登場したパワーは、1周目は174.807mphとデイリーに届かなかったが、2周目は175.024mphを記録し、第6戦のトップに浮上。

 チームメイトのジョセフ・ニューガーデンは、パワーを上回る好アタックを見せる。1周目を172.568mphと2番手に、2周目は175.333mphを記録しトップに浮上。

 最後に登場したポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)は1周目を170.619mph、2周目を169.531mphと振るわず下位に沈んだ。

 第5戦の予選は、175.188mphを記録したデイリーがデビュー55戦目で初のポールポジションを獲得。2番手にニューガーデン、3番手にパワー。

初ポールポジションを獲得したコナー・デイリー(カーリン)
初ポールポジションを獲得したコナー・デイリー(カーリン)

 2周目のスピードで争う第6戦の予選は、ニューガーデンがポールポジションを獲得。パワーが2番手、デイリーが3番手と、順位は違えどトップ3は同じ面子となった。

 今季いっぱいで年間を通してのインディカー参戦を止めるトニー・カナーン(AJフォイト)は、開幕戦以来の参戦となり、第5戦は19番手と下位に沈むも、第6戦は8番手と鉄人健在をアピールしている。

 1周目に好アタックを見せるも2周目はスピードを落としてしまった佐藤琢磨。第6戦は20番手スタートとなったが、第5戦は6番手と好位置につけ、この後に行われるナイトレースに挑む。

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)

走行へと向かうトニー・カナーン(AJフォイト)
走行へと向かうトニー・カナーン(AJフォイト)

燃料圧力のトラブルでアタックできなかったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)
燃料圧力のトラブルでアタックできなかったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)

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