【順位結果】インディカー第6戦アイオワ／ニューガーデンが完勝劇

　ダブルヘッダーで開催されたインディカー・アイオワ戦。18日に行われた第6戦決勝は、ポールポジションのジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）が今季初勝利を飾った。

　20番手スタートの佐藤琢磨（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）は、ペースが上がらず21位でレースを終えている。

　アイオワ・スピードウェイを舞台に行われる第6戦決勝レース。前日の予選でポールポジションを獲得したジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）を先頭にレースがスタートする。

　第5戦では最後尾から勝利を飾ったシモン・パジェノー（チーム・ペンスキー）。今日も最後尾からのスタートとなった。

　ニューガーデンがリードを続ける中、46周を走り終えた佐藤琢磨とパジェノーが最初にルーティンピットを行い、ほかのドライバーも続いていく。

　1回目のルーティンを終えてパトリシオ・オワード（アロウ・マクラーレンSP）がジャンプアップし2番手に。さらにコナー・デイリー（カーリン）が3番手ウィル・パワー（チーム・ペンスキー）を交わし3番手に浮上する。

　琢磨はペースが上がらず最後尾に落ちてしまう。

　103周目、パワーがデイリーを抜き返し3番手に返り咲くと、106周を走行して2回目のピット作業を行う。トップのニューガーデン、オワードもピットへ。

　レースは114周目に入ったところで、エド・カーペンター（エド・カーペンター・レーシング）がターン4で単独クラッシュを喫し、最初のイエローコーションとなる。

　ニューガーデン、オワード、パワー、ピット作業を伸ばしてステイアウトしていたグラハム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）が4番手に浮上。そしてパジェノーが5番手へと上がってくる。

　ハーフウェイを消化し、レースは後半戦へ。129周目にリスタートを迎える。

　トップを快走するニューガーデンに、オワードがぴったりとマークしてレースは進んでいく。171周を走行してオワードがピットインするも、右リヤタイヤの作業が遅れ、大きく後退する。ニューガーデンは、翌周ピット作業を行い盤石の体制でラストスティントへ向かう。

　180周目、ピット作業を終えたライアン・ハンター-レイ（アンドレッティ・オートスポート）がピットアウト直後にバランスを崩しウォールにヒット。2回目のイエローコーションとなる。

　ニューガーデン、パワー、デイリー、レイホール、パジェノーの順で193周目にリスタート。

　219周を走行してデイリーはピットイン。後退するもフレッシュタイヤで追い上げを狙う。

　レースをリードするニューガーデンは2番手を寄せ付けず、そのままトップをキープしポール・トゥ・ウインで完勝。今季初勝利を飾った。アイオワで2年連続の勝利だ。2位にパワー、3位にレイホールが入った。

　佐藤琢磨は、ペースが上がらず3ラップダウンとなり、21位でレースを終えた。

■2020NTTインディカー・シリーズ第6戦アイオワ／決勝レース結果

※リザルトは編集部調べ