インディカー・シリーズは、2021年のレーススケジュールを10月1日に発表。3月7日にセント・ピーターズバーグで開幕し全17戦で争われる。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年は大幅にスケジュールが変更となったインディカー。残り3戦となった10月1日に来シーズンのカレンダーを発表した。
2020年は最終戦にリスケジュールされたが、開幕戦は例年と同じくセント・ピーターズバーグで3月7日に開催。今年は中止となってしまった伝統のロングビーチ戦も4月に予定された。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースがカレンダーからなくなり、テキサス戦が5月1、2日にダブルヘッダーで予定。
5月15日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース、そして5月30日に第105回インディ500の決勝レースが行われる。
インディカーの代表を務めるマーク・マイルズは、「テキサス戦の変化はとても重要でエキサイティングだ。5月のインディアナポリス・モータースピードウェイでのレースの前にオーバル戦を1戦ではなく2戦開催することも、イベントの成長にとって戦略的であり重要なことだ」とコメント。
デトロイト戦は例年通りダブルヘッダーで開催。2021年はインディ500から1週空いてのスケジュールとなる。ミド・オハイオ・スポーツカー・コースでのレースも7月上旬に移動となった。
また8月のレースは大きな変化がみられた。
9月16日にアナウンスされたナッシュビル市街地での新イベント「ミュージック・シティ・グランプリ」が8月8日に開催される。
「ナッシュビルのストリートでレースをする機会にとてもこうふんしている。大ヒットイベントになるだろう」とマイルズ。
さらにシーズン2度目となるインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース戦が翌週の14日に予定。こちらはNASCARとの併催となる。
アイオワ・スピードウェイと2020年に復活をする予定だったリッチモンド・レースウェイでのオーバル戦はカレンダーからなくなり、オーバル戦ラストとなるワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイでのレースが8月21日に予定されている。
9月12日にポートランド戦、そして9月19日にウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカで最終戦を行う全17戦のスケジュールとなった。
■NTTインディカー・シリーズ2021年レーススケジュール
ラウンド | 日程 | 開催地 | |
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第1戦 | 3月7日 | セント・ピーターズバーグ | ストリート |
第2戦 | 4月11日 | バーバー・モータースポーツパーク | ロードコース |
第3戦 | 4月18日 | ロングビーチ | ストリート |
第4戦 | 5月1日 | テキサス・モータースピードウェイ/レース1 | オーバル |
第5戦 | 5月2日 | テキサス・モータースピードウェイ/レース2 | オーバル |
第6戦 | 5月15日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ | ロードコース |
第7戦 | 5月30日 | 第105回インディアナポリス500マイルレース | オーバル |
第8戦 | 6月12日 | デトロイト/レース1 | ストリート |
第9戦 | 6月13日 | デトロイト/レース2 | ストリート |
第10戦 | 6月20日 | ロード・アメリカ | ロードコース |
第11戦 | 7月4日 | ミド・オハイオ・スポーツカーコース | ロードコース |
第12戦 | 7月11日 | トロント | ストリート |
第13戦 | 8月8日 | ナッシュビル | ストリート |
第14戦 | 8月14日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ | ロードコース |
第15戦 | 8月21日 | ゲートウェイ | オーバル |
第16戦 | 9月12日 | ポートランド・インターナショナル・レースウェイ | ロードコース |
第17戦 | 9月19日 | ラグナセカ | ロードコース |