レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.10.30 16:33
更新日: 2020.10.30 17:01

STC2000第3戦:トヨタ3台の猛追を凌ぎ、シボレーYPFクルーズがポール・トゥ・ウイン

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | STC2000第3戦:トヨタ3台の猛追を凌ぎ、シボレーYPFクルーズがポール・トゥ・ウイン

 9月26~27日開催の第2戦終了時点で、開催地がアナウンスされていなかった2020年スーパーTC2000(STC2000)の第3戦が、10月24~25日にコルドバのオスカー・カバレンで開催され、2週連続開催の初戦となった雨絡みのレースでは、TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのトヨタ・カローラSTC2000の3台を抑えたシボレーYPFチームのベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)が、ポール・トゥ・ウインを飾っている。

 首都ブエノスアイレスのオスカー・ファン・ガルベスを舞台に開幕から連戦をこなしたSTC2000シリーズは、この第3戦から再びバック・トゥ・バックでのラウンドを実施。その初戦が国内第2の都市、そしてほとんどのSTC2000チームが拠点を置くコルドバで開催された。

 9月の第2戦では新型コロナウイルス陽性反応が出たことにより出場を辞退していたTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのジュリアン・サンテロが復帰。しかしルノー・スポール・アルゼンティーナのマティアス・ミラが代わってCOVID-19陽性と診断され、前戦で3位表彰台を獲得したドライバーが週末のイベントから姿を消す事態となった。

 そんな状況で始まった土曜クオリファイレースは、計時予選でも最速を記録していたシボレーのレイバーがウエットの状況も味方につけ勝利。これで日曜フィーチャーレースでもポールポジションを確保した。

 その背後、フロントロウに並んだのはこのイベントから20歳のエルナン・パラッツォをリプレイスすることになった31歳のフランコ・ヴィヴィアン(トヨタ・カローラSTC2000/TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニア)で、シリーズ復帰初戦を好位置から戦う状況を整えた。

 しかし日曜レース前もトラック上には雨粒が落ち、各陣営ともタイヤチョイスに悩まされるコンディションに。ところどころウエットパッチの残る状況ながら、ポール発進のレイバーはリスクを取り、スリックタイヤを装着する賭けに出た。

土曜クオリファイレースを制したベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)に対し、2位だった57号車フランコ・ヴィヴィアン(トヨタ・カローラSTC2000/TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニア)は日曜スタートでまさかのストール
土曜クオリファイレースを制したベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)に対し、2位だった57号車フランコ・ヴィヴィアン(トヨタ・カローラSTC2000/TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニア)は日曜スタートでまさかのストール
第2戦の勝利で息を吹き返した2017-18年王者のファクンド・アルドゥソ(ルノー・フルーエンスGT/ルノー・スポール・アルゼンティーナ)だが、この週末は7位止まりに
第2戦の勝利で息を吹き返した2017-18年王者のファクンド・アルドゥソ(ルノー・フルーエンスGT/ルノー・スポール・アルゼンティーナ)だが、この週末は7位止まりに
今季はトヨタ陣営のサテライトチームへと移籍したリカルド・リサッティ(トヨタ・カローラSTC2000/マイダス・カレラチーム)が2番手を快走する
今季はトヨタ陣営のサテライトチームへと移籍したリカルド・リサッティ(トヨタ・カローラSTC2000/マイダス・カレラチーム)が2番手を快走する

■次のページへ:膠着状態のレースをレイバーが制す


関連のニュース