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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.12.10 18:00
更新日: 2020.12.10 18:01

豪州SC:2021年暫定カレンダーが発表。“開幕戦”バサーストを含む全12戦を予定

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海外レース他 | 豪州SC:2021年暫定カレンダーが発表。“開幕戦”バサーストを含む全12戦を予定

 2021年から新たなシリーズパートナーを迎え、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップとなったオーストラリア大陸を代表するツーリングカー選手権が、2021年シーズンの暫定カレンダーを発表。開幕の地に伝統のトラック、マウントパノラマを据えた全12戦のスケジュールが組まれている。

 2020年限りでブランド消滅のホールデンが去り、2021年にコモドアZBを走らせるチームはプライベーター的な立ち位置でフォードの“ファクトリー”マスタングに挑む構図となる。

 カレンダーにも大きな変化がもたらされ、例年シリーズの開幕戦を務めてきたアデレードの半市街地コースがキャンセルとなったことで、新たにシリーズの聖地バサーストが開幕戦の舞台となった。

 その2月26~28日の週末を経て、3月中旬には恒例のF1グランプリ開幕戦併催イベントのアルバートパーク・ラウンドを経て、マウントパノラマでの“祭典”である『バサースト1000』も10月の定位置に組み込まれる。

「2021年のカレンダーが、オーストラリアの各州や地域における現在のCOVID-19に対する制限を遵守のうえで、可能な限りの確実性を持ってファンにレースをお届けすることを保証する。それが最も重要なポイントだ」と語るのは、シリーズのCEOを務めるショーン・シーマー。

「そうした考慮を経てなお、来季は2月の開幕戦を含めマウントパノラマでふたつのイベントを開催できることに興奮している。我々は各イベントのファンに対する移動制限について、すべての州政府やパートナーたちと協力しているが、現在のCOVID-19制限の緩和に伴い、オーストラリアとニュージーランド全体で多くの観衆にショーが提供できるはずだと自信を持っている」と続けるシーマー。

 その10月の祭典の直前、9月には西オーストラリア、パースの北約50kmにあるワネルー・レースウェイが新たにカレンダー入りしたほか、近年は耐久カップ登録イベントの一角を成してきたゴールドコーストが最終戦に指名された。

2020年限りでブランド消滅のホールデンが去り、コモドアZBを走らせるチームはプライベーター的な立ち位置でフォードの“ファクトリー”マスタングに挑む構図となる
2020年限りでブランド消滅のホールデンが去り、コモドアZBを走らせるチームはプライベーター的な立ち位置でフォードの“ファクトリー”マスタングに挑む構図となる

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