レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.12.18 14:15
更新日: 2020.12.18 14:17

TCRデンマーク:ヤン・マグヌッセン起用のLMレーシングが体制拡大。女性ドライバーのフロスト加入

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | TCRデンマーク:ヤン・マグヌッセン起用のLMレーシングが体制拡大。女性ドライバーのフロスト加入

 変則的な幕開けとなった2020年のTCRデンマーク・シリーズに参戦したLMレーシングは、2年目のシーズンに向けすでに残留を表明していた元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンに加え、2年目のニコライ・シルベストとの契約延長を発表。それに留まらず体制を拡大して3台目を加え、そのシートには女性ドライバーのルイーズ・フロストを起用するとアナウンスした。

 TCR初年度シーズンは2台のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを投入したLMレーシングだが、来たる新シーズンに向けて体制強化を図り、2020年最終戦を前にクプラ・レーシングとカスタマー契約を締結し、来季2021年は新型『クプラ・レオン・コンペティションTCR』の導入を発表していた。

 そのLMレーシングは12月14日にさらなるチーム強化の策を打ち出し、26歳のフロストをラインアップに加えることを決めた。

「我々は兼ねてから、レギュラー陣に加えて育成枠となるJr.ドライバーを起用し、チームを拡充するという野心を抱いてきた。この厳しい世界情勢を鑑みて検討に検討を重ねてきたが、ルイーズ・フロストはその条件に完璧にマッチする人材だった」と語るのは、チームマネージャーのラース・モルゲンセン。

「ただしこの合意は、現状フルシーズンのエントリーを確約するものではなく、彼女がドライビング契約を完遂するための資金確保を支援する項目も含まれる。直近の経済的な環境は、誰にとっても決して簡単な局面だとは言えないからね」と続けるモルゲンセン。

 チームは直近にもマグヌッセンのペアをシルベストで継続するべく契約延長を発表していたが、このレギュラー2名は新型クプラをドライブする公算で、フロストは2020年のシリーズを戦った、チームが所有するゴルフGTI TCRのステアリングを握る予定だ。

初年度に引き続き、エースのヤン・マグヌッセン、2年目のニコライ・シルベストのペアを継続。マシンは新型『Cupra León Competición TCR』にスイッチする
フロストは2020年のシリーズを戦った、チームが所有するゴルフGTI TCRのステアリングを握る予定だ

■次のページへ:全7戦からなる2021年シーズンカレンダーが発表


関連のニュース