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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.01.18 12:40
更新日: 2021.01.18 12:41

TCRサウスアメリカ:全8戦の初年度カレンダーを発表。ドライバー交代含む耐久レースも導入へ

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海外レース他 | TCRサウスアメリカ:全8戦の初年度カレンダーを発表。ドライバー交代含む耐久レースも導入へ

 2021年に初年度の開催を目指すTCR規定ツーリングカーの新たなリージョン選手権、TCRサウスアメリカ・シリーズの暫定カレンダーが発表され、全8戦のイベント開催国がアナウンスされた。また特徴的な試みとして、コドライバー登録によりピット作業時のドライバー交代を盛り込んだ2戦の耐久レースも組み込まれる。

 年末年始を経て真夏を迎えている南半球でも、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響は続いているものの、新生TCRサウスアメリカを主催するオーガナイザー連合は、2021年5月から11月の期間で南米大陸を転戦する全8戦のシリーズカレンダーを公表した。

 どの地域、どのサーキットで開催されるかの詳細は追ってアナウンスされる見込みだが、4つの開催国で構成されたカレンダーは、主要国と言えるブラジルとアルゼンチンがそれぞれ最多の3戦ずつを実施し、その間にウルグアイを挟んで、チリで最終戦を迎えるスケジュールとされた。

 その3戦ずつを開催するブラジル、アルゼンチンの各1戦には、新規軸としてドライバー交代を含んだ耐久イベントも組み込まれ、スタンドアローンで開催されている24時間、12時間のTCRエンデュランスレースを除けば、チャンピオンシップ戦で初の長距離レース開催が実現する。

 こちらもその競技ディスタンスを筆頭にレースフォーマット詳細はまだ未確定ながら、通常のドライバー以外にコドライバー登録を行う形式を採用する。その2戦以外のレースに関しては、6戦ともに週末2ヒートの定番スプリントフォーマットでイベントを実施する見込みだ。

 そんな初開催のシーズンに先立ち、ブラジル南部ポルト・アレグレのヴェロパークではシリーズ初のタイヤテストが開催され、その担当ドライバーにはSCBストックカー・ブラジルにも参戦したフラビオ・フィゲレイドが指名された。

 シリーズ参戦中には“Nono(ノノ)”の愛称で親しまれ、人気ドライバーとして活躍したフィゲレイドは、地元のteam MC Tubarão(チームMCトゥバラン)が走らせるアウディRS3 LMSをドライブした。

初開催のシーズンに先立ち、ブラジル南部ポルト・アレグレのヴェロパークではシリーズ初のタイヤテストが開催された
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テストには、ヨコハマタイヤを軸に3つの異なるブランドが持ち込まれた
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