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投稿日: 2021.02.12 12:59

王者DJRが2021年カラーのマスタングを公開。豪州SCは今季、3種類の予選方式採用へ

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海外レース他 | 王者DJRが2021年カラーのマスタングを公開。豪州SCは今季、3種類の予選方式採用へ

 オーストラリア大陸最高峰の人気ツーリングカー選手権、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ(旧VASC)で2年連続のチームチャンピオンを獲得したDick Johnson Racing(ディック・ジョンソン・レーシング/DJR)が、2021年仕様のフォード・マスタング・スーパーカーを披露した。引き続きシェルブランドのサポートを得て、おなじみのカラーリングを採用する。

 また、Tickford Racing(ティックフォード・レーシング)のジェームス・コートニーやキャメロン・ウォーターズ、そしてホールデン・コモドアZBで戦うTeam Sydney(チーム・シドニー)らも2021年仕様を公開したほか、Walkinshaw Andretti United(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/WAU)やKelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)などは耐久カップ登録ドライバーのラインアップも発表。今季レギュラーシートを失いTCRオーストラリアに転向したリー・ホールズワースは、チャズ・モスタートのパートナーとしてWAU入りを決めている。

 2021年から新たなタイトルスポンサーを得てシリーズ名称を変更するRSCだが、2月末の開幕を控えて各チームから続々と新体制やマシンカラーリングがお披露目されている。

 そんななか、今季から北米インディカーに本格挑戦を開始するスコット・マクラフランとともにシリーズ連覇を達成したDJRが、新体制でのスタートを切るべく2021年仕様のマスタングをアンベイル。昨季までチームに参画したTeam Penske(チーム・ペンスキー)とのジョイントを解消し、新たなスタートを切るチャンピオンチームは、引き続き地元のビバ・エナジー・オーストラリアの支援を受け、おなじみ“Shell V-Power”のカラーを採用した。

「2017年に彼らをネーミングライツ・パートナーとして迎え入れて以来、シェルとビバ・エナジー・オーストラリアの存在は成功への重要なパートを占めてきた。我々の代表であるディック・ジョンソンと彼らの関係は、レースやビジネスを通じて50年以上に及んでいる。これらは1987年(ATCC時代の)フォード・シエラ以来、チームの礎とも言える部分だ」と語るのは、DJR会長兼CEOのライアン・ストーリー。

 すでに北米へと旅立ったマクラフランの後釜には、昨季までホールデン陣営のErebus Motorsport(エレバス・モータースポーツ)で光る才能を披露してきたアントン・デ・パスカーレの移籍を発表済み。久々のチーム復帰となるウィル・デイビソンと並んで、この伝統のカラーリングを採用したマスタングを走らせる。

 一方、2020年のシーズン中盤にティックフォード・レーシングへ移籍したコートニーは、引き続きステアリングを握るマスタング44号車のカラーリング公開に際し「この洗練された新たな装いのマシンで、2021年シーズンが戦えることを楽しみにしている」と意気込みを語った。

移籍を発表済みのアントン・デ・パスカーレ(左)と、久々のチーム復帰となるウィル・デイビソン(中央)がステアリングを握る
2020年は開幕戦直後に新興Team Sydney(チーム・シドニー)を電撃離脱したジェームス・コートニー
パーソナルスポンサーのBoost Mobile(ブーストモバイル)が引き続き支援し、Boost Mobile Racingのエントリー名で参戦する
ティックフォード・レーシングの6号車、キャメロン・ウォーターズも引き続きモンスターエナジーのカラーを採用する

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