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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.11.17 21:37
更新日: 2016.11.18 15:18

マカオGP:日本勢は山下をのぞき初日“下位”からのスタート。2日目巻き返し狙う

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海外レース他 | マカオGP:日本勢は山下をのぞき初日“下位”からのスタート。2日目巻き返し狙う

 第63回マカオグランプリは11月17日、マカオのギア・サーキットでFIA F3ワールドカップのプラクティス1と予選1回目が、GTワールドカップはプラクティス1が行われたが、F3で予選1回目4番手となった山下健太(スリーボンド・ウィズ・Tスポーツ)をのぞき、日本勢はいずれもリザルトとしては下位に沈むことになった。

 公道を封鎖し、バンピーで狭く、一歩間違えば即クラッシュに繋がり、走行時間がどんどん削られてしまうマカオGP。今回、全日本F3勢は山下をのぞく5名がマカオ初走行で、プラクティス1ではいずれも慎重にコース、そして初めてのピレリタイヤを覚えながらの走行となった。

 一方、マカオ3年目となる山下がプラクティス1では3番手につけ、その後の予選でも4番手につけたが、コース習熟をしなくてもいい分、本人も「今日はいい1日になりました」と順調なすべり出しをみせている。また、この日のF3、GTの上位の顔ぶれを見ても、やはりマカオでは複数年経験があると、その分初日はアドバンテージがあるようだ。

 逆にマカオが初めてのメンバーは、プラクティスで牧野任祐(TODA RACING)がリスボアでクラッシュ。走行時間を失ってしまい、クルマは直ったものの「クルマが信頼できない状態」と思ったように攻められていない様子。苦しんでいるコメントを残したのは「ドライブしづらかった」というヤン・マーデンボロー(B-MAX Racing Team)も同様だ。

 また、坪井翔(TEAM TOM’S)も事前のシミュレーターと実際に走行してのすりあわせはすぐにできたというが、予選では終盤セット変更でフィーリングが良くなった段階で、モーリッシュでクラッシュしてしまう。少しずつ攻めていたという坪井だったが、思わぬクラッシュとなってしまった。

山下健太(ThreeBond with T-Sport)
山下健太(ThreeBond with T-Sport)
牧野任祐(TODA RACING)
牧野任祐(TODA RACING)


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