ヴァージン・オーストラリア・スーパーカー(VASC)でシーズン最大のイベントとなる『バサースト1000』にゲスト参戦し、その発表段階で「来季から3年契約でのフル参戦」計画を明かしていたシモーナ・デ・シルベストロが、新たにニッサンのシートを確保したと発表。シリーズ参戦初年度はニッサン・アルティマのステアリングを握ることが明らかになった。
北米インディカーやフォーミュラE、そしてザウバーF1でのリザーブなどシングルシーターでキャリアを積んできたシモーナだが、昨年と今季2年連続でこの豪州の“マッチョ”なツーリングカー選手権にスポット参戦。その魅力と選手権の可能性を感じた彼女は、参戦プログラムと資金を準備し、ラブコールを続けてきた選手権運営側とダイレクトに3年契約を締結。しかし、その初年度となる来季に向け、所属先は明らかにしないままだった。
スイス出身で28歳の彼女は今週に入って決断を下し、バサースト1000のワイルドカード枠でもドライブしたニッサン陣営に加入し、来季はニスモワークスのレーシングスーツを着ることを決めた。
「最大のポイントは、ファクトリードライバーとして走れるかどうかだと思った」と、シルベストロ。
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています