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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.03.01 18:44
更新日: 2021.03.01 19:18

ルノー・メガーヌR.S.TCRで輝いた新星ジャック・ヤングが、JASの開発ドライバーに就任

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海外レース他 | ルノー・メガーヌR.S.TCRで輝いた新星ジャック・ヤングが、JASの開発ドライバーに就任

 2020年はVukovic Motorsport(ブコビッチ・モータースポーツ)製のルノー・メガーヌR.S.TCRのデベロップメント・ドライバーとして活動し、WTCR世界ツーリングカー・カップにも参戦した19歳のジャック・ヤングが、2021年の本格的TCRシーズン開幕を前に、イタリアのJASモータースポーツで新たな開発ドライバーに就任することが発表された。

 その決定を受け、ホンダ陣営の有力チームとして戦うBrutal Fish Racing(ブルータル・フィッシュ・レーシング)が、ヤングのレギュラー起用をアナウンスし、3台体制を予定する2021年のTCRヨーロッパ・シリーズでFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRの1台を託すことを決めている。

 北アイルランド出身で、昨季までオーストリアのブコビッチとともにルノースポールから委託された最新TCR車両の開発作業を続けて来たヤングは、2021年に向け新たにJASと協力し、ミラノのエンジニア陣やレギュラードライバーたちと緊密に連携する機会を獲得。トラック内外でスキルを磨く絶好のチャンスを得ることとなった。

「JASモータースポーツ開発ドライバーになれたことに興奮しているよ! これはトラックでも、サーキットを離れた場所でも、プロのレーシングドライバーとして成長する素晴らしい機会であり、ファクトリー契約でレースを戦うことを目指す僕のような若手にとって最高の待遇だ」と喜びを語ったヤング。

「僕はコース内外の両方で、完璧なドライバーになりたいと願っている。今回の役割が、その目標達成に役立つはずだ。とくにエンジニアリングの側面で学ぶことができるし、プログラムの範囲を説明された瞬間から、この段階のキャリアで重要な学びが得られると直感した。面白い1年になるはずだし、本当に楽しみだ」

 そのヤングは、JASとの新契約アナウンス直後にマーティン・ライバが率いるブルータル・フィッシュ・レーシングのドライバーラインアップにも加入することが発表され、代表兼ドライバーのライバと並んで2台目のシビックRをドライブすることが決まっている。

2020年のWTCR開幕戦スパには、Vukovic Motorsport(ブコビッチ・モータースポーツ)製のルノー・メガーヌR.S.TCRで参戦した
2020年のWTCR開幕戦スパには、Vukovic Motorsport(ブコビッチ・モータースポーツ)製のルノー・メガーヌR.S.TCRで参戦した
TCRヨーロッパ・シリーズでFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRを走らせるBrutal Fish Racing(ブルータル・フィッシュ・レーシング)は、2021年も3台体制でシリーズに挑む
TCRヨーロッパ・シリーズでFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRを走らせるBrutal Fish Racing(ブルータル・フィッシュ・レーシング)は、2021年も3台体制でシリーズに挑む

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