第63回マカオグランプリは11月19日、10周の予選レースが行われ、3番手スタートのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(カーリン)が混乱のレースを制し、20日の決勝のポールポジションスタートを獲得した。
いよいよ11月20日に開催される決勝レースに向けた、最後のグリッドを決める予選レース。ただ、当初予定よりもスタート時刻は遅れ、さらにフォーメーションラップ開始直前になり、リスボア・ベンドのアウト側、メインストレートの観客席の屋根から落とされた水でコースが濡れていることが発見され、スタートディレイとなってしまう。最終的に当初予定の1時間後となる14時50分にフォーメーションラップがスタートした。
市街地のマカオらしく、オープニングラップのマンダリンからアクシデントが発生する。上位陣でマキシミリアン・ギュンター(セオドール・レーシング・バイ・プレマ)、アンソニー・フバート(ファン・アメルスフールト)、ランド・ノリス(カーリン)らが絡みマンダリン・ベンドのアウト側にクラッシュし、パーツが飛散。そこにイェ・ホンリー(B-MAX Racing Team)が危険を感じわずかに減速した佐々木大樹(B-MAX Racing Team)に追突。ホンリーは佐々木のマシンに乗り上げてしまう大クラッシュとなってしまった。
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