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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.03.18 12:57

王者WSRが2021年仕様『BMW330i M Sport』披露。チーム・ハードも新型クプラを公開

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海外レース他 | 王者WSRが2021年仕様『BMW330i M Sport』披露。チーム・ハードも新型クプラを公開

 BTCCイギリス・ツーリングカー選手権で2020年もチーム王者に輝き、マニュファクチャラー部門で5連覇を達成したチームBMWの名門ウエスト・サリー・レーシング(WSR)が、3台の『BMW330i M Sport』を飾る新しい外観の2021年仕様カラーを披露した。また、今季からクプラ・レーシングの一員としてマシンスイッチを予定していたチーム・ハードも、完成した新型『クプラ・レオンBTCC』の実車を初公開している。

 不動のエース、コリン・ターキントンを筆頭にトム・オリファント、新加入ステファン・ジェリーの3台体制で臨むWSRは、マットブラックのベースに伝統的なBMW Mストライプを採用した、2020年からの正常進化版とも言うべきリバリーを披露。

「2020年シーズンは従来のスケジュールより1カ月遅れで終了したこともあり、我々WSRとチームBMWにとっては非常に厳しい冬の期間となったが、それでも引き続きBMW330i M Sportの包括的な開発プログラムに取り組むことができた」と語るのは、チーム代表を務めるディック・ベネットだ。

「すでに先週にもシルバーストンで2021年のテストプログラムを開始した。マシンに追加したアップグレードのほとんどが望ましい効果をもたらしたことに一安心しているし、ニック・モス・デザインによって作成された新しいカラーリングは素晴らしい出来栄えだ。週明けに開催されるブランズハッチ合同テストで3台がトラックに揃う瞬間が待ちきれないね」

 一方、トニー・ギリアム率いるチーム・ハードは、長年シリーズに投入してきたフォルクスワーゲンCCからついにマシンスイッチを決断し、2022年以降に導入されるBTCC共通ハイブリッド機構を考慮して設計された、最新世代NGTC仕様の『クプラ・レオンBTCC』をラウンチした。

 すでにジャック・ゴフ、アーロン-テイラー・スミス、グリン・ゲディーの3名を起用するとアナウンス済みだが、チームは2021年シーズンに4台のマシンを走らせる計画で、シェイクダウンも数週間以内に開始する予定だという。

前年度同様、マットブラックのベースに伝統的なBMW Mストライプを採用した
2021年のレースドライバーを務めるコリン・ターキントン(右)、トム・オリファント(左)、そして新加入のステファン・ジェリー
本拠地ファクトリー内にずらりと並ぶトロフィー。この3台でさらに棚を埋めることになるか

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