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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.11.22 17:28

片山義章がバーレーンでインドMRFチャレンジに参戦「いろんなレースに挑戦したい」

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海外レース他 | 片山義章がバーレーンでインドMRFチャレンジに参戦「いろんなレースに挑戦したい」

 全日本F3選手権のドライバーたちがこぞってマカオグランプリに出場していた週末。そこからはるか西方のバーレーン国際サーキットでは、今季全日本F3選手権でF3-Nチャンピオンを獲得した片山義章が、WEC世界耐久選手権のサポートレースとして行われた『MRFチャレンジ』に出場した。

 MRFチャレンジは、インドのタイヤメーカー『マドラス・ラバー・ファクトリー(MRF)』が主催している設立6年目のシリーズ。シャシーはダラーラ、エンジンはフォードの2リッターで、マウントチューンという会社がチューニングを行っている。

 シャシー自体はF3より少し下のレベルの物を使っているということだが、ギヤボックスやサスペンションはF3と共通とのこと。マシンは、インド国内で一括メインテナンス。エンジニアとナンバーワンメカニックをヨーロッパから招聘し、その他はインド人のメカニックたちがクルマの面倒を見ている。

 2016年は冬の間にバーレーン、ドバイ、ニューデリー、チェンナイと4大会が行われ、各大会ともに4レースずつを開催。全16レースで争われる。前述のように主催者がクルマをすべて管理し、スペアカーも3台用意。すべて保険に加入していることから、もしドライバーがクラッシュしても、スペアパーツ費用は保険で賄われるとのこと。参加ドライバーは移動やホテル・食事代など込みの費用(日本円で数百万円程度)を支払えば、シリーズ参戦することができる。

 今回、片山がこのシリーズに参戦したのは、「この冬、父がオーナーを務めている岡山国際サーキットが改修工事に入って、練習走行ができなくなるため」というのがひとつの理由。また、かねてから日本人選手をこのシリーズに参加させたい意向をもっていた(実際、過去にも日本人は参加しており、昨年は松下信治もスポット参戦)、さらにナレイン・カーティケヤンの勧めもあったという。


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