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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.04.02 11:21
更新日: 2021.04.02 11:22

WTCR中国・寧波ラウンドの復帰開催が決定。2021年カレンダーが確定へ

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海外レース他 | WTCR中国・寧波ラウンドの復帰開催が決定。2021年カレンダーが確定へ

 TCR規定最高峰のWTCR世界ツーリングカー・カップは、3月30日付けでこれまで未定となっていた2021年カレンダー最後の開催地をアナウンスし、最終戦手前となる11月6~7日のスロットに中国・寧波ラウンドの実施を決定。これで終盤3戦は定番のアジア・フライアウェイ戦となることが確定し、韓国、中国、そしてマカオのピースで今季カレンダーが完成することとなった。

 中国を代表する主要な港湾地区を有し、人口700万人以上を抱える工業都市でもある浙江省・寧波の国際トラックは、2017年10月に当時のWTCC世界ツーリングカー選手権開催を目指して落成した反時計回りのサーキットとなる。

 続く2018年にはWTCRの誘致にも成功し、WTCC時代にここを制したエステバン・グエリエリとネストール・ジロラミのホンダ・デュオに続き、テッド・ビョークがリンク&コー03 TCRで記念すべきTCR車両初勝利を飾っている。

 吉利汽車(ジーリー)グループ傘下のブランドであるリンク&コーにとってお膝元ともいえる中国ラウンドの実施は、WTCRのシリーズ側にとっても必然の開催地選定だったと言えそうだ。

「WTCRが寧波国際スピードパークに戻るという展望は非常にエキサイティングであり、この決定により2021年シーズンのカレンダーが完成したことを意味する」と語ったのは、シリーズプロモーターのEurosport Events(ユーロスポーツイベント)でWTCRディレクターを務めるハビエル・ガヴォリ。

「寧波のトラックデザインは素晴らしいレースを促進し、サーキットの施設は高水準だ。ファンに一流のイベントを提供するため、パートナーのMiTime Group(ミンタイ・グループ)による強力なサポートを期待することもできるだろう」と、ガヴォリは続けた。

2018年のWTCR初開催時には、テッド・ビョークがリンク&コー03 TCRで記念すべきTCR車両初勝利を飾っている
これで終盤3戦は定番のアジア・フライアウェイ戦となることが確定し、韓国、中国、そしてマカオのピースで今季カレンダーが完成することとなった

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