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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.11.28 12:58
更新日: 2016.11.28 13:01

WTCC:今季限りで撤退のラーダ、タルキーニが最終戦勝利で有終の美

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海外レース他 | WTCC:今季限りで撤退のラーダ、タルキーニが最終戦勝利で有終の美

 WTCC世界ツーリングカー選手権の最終戦となるカタール・ラウンドが、ドーハの北部に位置するロサイル・インターナショナルサーキットで開催され、今季限りでのワークス活動撤退を決めたラーダをドライブする54歳の鉄人、ガブリエル・タルキーニが自身22勝目を挙げると同時に、この波乱含みのレース1でチームに惜別の勝利をプレゼントした。

 予選MAC3を制したセバスチャン・ロウブ・レーシングのシトロエン・CエリーゼWTCC3台は、リバースにより後方グリッドからのスタート。ポールは同じくCエリーゼに乗るトム・チルトン、そのセカンドロウにタルキーニのラーダ・ベスタが並んだ。

 スタートは混乱なく、チルトンがリードを保ちながら進んだオープニングラップだったが、後方集団でバトルがヒートアップ。ターン7の左コーナーで先行する王者ホセ-マリア・ロペス(シトロエン・CエリーゼWTCC)のインを突いたホンダ・シビックWTCCのティアゴ・モンテイロが、立ち上がりでラインを戻してきたロペスに姿勢を乱され、そこに後方からラーダのヒューゴ・バレンテが追突。

 そのままコースサイドまで弾き飛ばされたモンテイロは、右リヤサスペンションを破損し自走不能に。このアクシデントでセーフティカーが導入される事態となるが、2周後にはマシン回収が困難との判断から、赤旗で一時レース中断となった。

リスタートでチルトンをパスしたガブリエル・タルキーニ
リスタートでチルトンをパスしたガブリエル・タルキーニ

ラーダの最終戦で自身WTCC22勝目を飾ったタルキーニ「レコードラインから抜けたのが鍵だった」
ラーダの最終戦で自身WTCC22勝目を飾ったタルキーニ「レコードラインから抜けたのが鍵だった」

スタンディングではポールから決めたチルトンだが、リスタートの攻防で先行を許した
スタンディングではポールから決めたチルトンだが、リスタートの攻防で先行を許した


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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