RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップのシリーズオーガナイザーは、この5月27日に声明を発表し、5月28~30日の週末にオーストラリア・ビクトリア州のウィントン・モーターレースウェイで開催予定だった第5戦“スーパースプリント”の開催を延期することを決定。
前日の26日には「イベントは計画どおり開催し、ファンの動員も予定する」とのステートメントが出されていたが、ビクトリア州での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が再拡大を見せるなか、急遽の判断が下された。
レースウイークに入った水曜にも、RSCとウィントン・モーターレースウェイの連名で発表された声明では、引き続き「ビクトリア州での感染状況を積極的に監視しており、今週初めにメルボルンでCOVID-19の症例が最初に報告されて以来、関係当局と積極的に情報共有と協力体制を築いてきた」とし、予定どおりビクトリア州北部でのイベントを開催し、すでに多数のチケット販売が進んでいたファンの動員も行われるとしていた。
「今朝(5月26日)のビクトリア州政府地域イベント管轄チームからのアドバイスでは、ウィントン・スーパースプリント戦はTier1(ティア1)承認の公開イベントと同じように通常どおり進行できるということでした」
「メルボルンで昨日発表された制限は公式な集客イベントとは異なり、市民に対する大規模な集会などに適用されます。ウィントン・モーターレースウェイの地区内に入ると承認されたCOVID-19計画が有効になり、必要に応じてQRコードとGPSによるトレースデータを利用できるようになります」