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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.06.17 13:43
更新日: 2021.06.17 13:44

ニッサン・e.ダムス、フォーミュラE初開催となるプエブラに挑む「新しいコースが楽しみ」とブエミ

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海外レース他 | ニッサン・e.ダムス、フォーミュラE初開催となるプエブラに挑む「新しいコースが楽しみ」とブエミ

 2020/2021年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン7”に参戦するニッサンe.ダムスは、6月19~20日にメキシコのプエブラでダブルヘッダーにて開催される第8~9戦メキシコE-Prixに向けて事前コメントを発表した。

 第8~9戦の舞台となるのは、プエブラ市郊外の『アウトドローモ・ミゲル Eアベドサーキット』だ。このコースは複数のレイアウトで構成されており、フォーミュラEは今回が初開催となる。

 F1も開催されるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスサーキットで開催された昨年のメキシコE-Prixでは、チームのエースであるセバスチャン・ブエミが表彰台を獲得しているニッサン・e.ダムス。コースは変更されたが、昨年に続き表彰台を狙う。

 そんなブエミは「モナコでは、マシンのペースが良かっただけに不運が悔やまれるが、結果がすべてだ」と、まず11位完走となった前戦のモナコE-Prixを振り返った。

 ブエミは続けて「すでに僕たちはメキシコに向け、レース用のセットアップと新しいパワートレインの改善に取り組んでいる。メキシコのレースでは、レースファンの情熱を感じることができ、いつも感動している。新しいコースを走るのも楽しみだね」と意気込みを語っている。

 チームメイトのオリバー・ローランドも「モナコでは良いペースで走ることができた。スーパーポールにも進出することができたし、チームポイントもきちんと獲得した」と前戦を振り返った。

「しかし、僕たちは常により良い結果を求めている。新設サーキットでのレースは気持ちを切り替え、チームが新たな挑戦をするのにぴったりだね。いつものことだけど、レースに向けてワクワクしているよ」

 また、ニッサン・e.ダムスのチーム監督を務めるグレゴリー・ドリオは「モナコE-Prix以来、チームはニッサンGen2パワートレインの速さと効率の分析に特に注力している。モナコでは良いペースで走行できたが、メキシコでは入賞し、確実にポイントを獲得するため、十分に準備をする必要がある」とコメント。

「今回のサーキットで行われるレースは、私たちにとってまったく新しいチャレンジになる」と語るのは、ニッサンのグローバルモータースポーツダイレクター、トマソ・ヴォルペ。

 ヴォルペは続けて「モナコでのレース以降、最新のニッサンGen2フォーミュラEパワートレインの解析と改善を重ねている。Gen2パワートレインの開発には、ニッサンのEVロードカーとフォーミュラEチームのノウハウが活かされており、ドライバーとエンジニアは、今週末のレースで最大限その性能を引き出したいと考えている」と語っている。

オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)
オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)
オリバー・ローランド&セバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)
オリバー・ローランド&セバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)


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