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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.06.25 18:15

Gen3仕様マスタング披露。ケリー・グローブ・レーシングが改めて2022年のRSC投入を表明

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海外レース他 | Gen3仕様マスタング披露。ケリー・グローブ・レーシングが改めて2022年のRSC投入を表明

 RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップに参戦し、2020年からフォード陣営にスイッチしたケリー・グローブ・レーシングが、2022年からの本格稼働を予定する“Gen3”シャシー投入を改めて表明。現在チームに在籍するデビット・レイノルズと、アンドレ・ハイムガートナーの2021年仕様カラーリングを採用したGen3仕様フォード・マスタングのレンダリング画像を公開した。

 来季RSCへの導入が予定されるこのGen3規定は、現在の“Car of the Future(カー・オブ・ザ・フューチャー/COTF)”規定を基本とするGen2から許可された、2ドアクーペや5ドアハッチバックなどに対しても、スケーリング上の優位性や性能差が生じないよう配慮。かつ見た目に“違和感”を抱くことがないよう見直しが行われる。

 長年このシリーズで4ドアサルーンの『ファルコン』で戦って来たフォード陣営は、すでにCOTF規定を活用して2ドアクーペの『マスタング』にスイッチしているものの、元来からセダンボディを想定して書かれていたロールケージ寸法へのスケーリング適用により、キャビン部分が高い“ナロー&トール”の不自然なプロポーションを強いられてきた。

 シリーズとしてもその反省を踏まえ、この5月末に公開されたローリングシャシーはディメンションを一新。現行Gen2モデルに比べ全高・全幅ともに100mm低下・拡幅され、よりロー&ワイドなプロポーションに変更された。性能面でもダウンフォースが約200kg削減された上で車両重量を100kg軽くし、燃料タンク容量も拡大することで運動性能と戦略面での幅を広げる方針が採られている。

Dick Johnson Racing(ディック・ジョンソン・レーシング/DJR)とTickford Racing(ティックフォード・レーシング)に続き、Kelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)もGen3へのコミットを表明した

現行Gen2モデルに比べ全高・全幅ともに100mm低下・拡幅され、よりロー&ワイドなプロポーションに
現行COTF規定のGen2モデルは、キャビン部分が高い“ナロー&トール”の不自然なプロポーションを強いられている

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