オペルのライセンスブランドとしてイギリスで販売されるボクスホールが、来季2017年のBTCCイギリス・ツーリングカー選手権にファクトリーチームとして復帰する計画を明かした。
2015年にシリーズ参戦を開始し、シボレー・クルーズを走らせてきたパワー・マックス・レーシングが、ボクスホールの新型アストラを走らせるため3年契約を締結。イギリス・ワーウィックシャーにあるファクトリーで、すでにニューマシンの開発初期作業が始まっているという。
ボクスホールは過去30年に渡り、BTCCの主要なマニュファクチャラーとしてシリーズに参戦。2001年から2004年にかけてはアストラクーペで4連覇を達成するなど、大成功を収めたのち、2009年末をもってワークスでの活動を休止していた。
今回、ファクトリーチームのオペレーションを担うパワー・マックス・レーシング代表のアダム・ウィーバーは、今回の契約に際して次のように語っている。
「2015年に2台のシボレーでBTCCに挑戦を始めたとき、我々は5年以内にタイトルを獲得しようと決めた。それは野心的だと思われるかもしれないが、勝つことができなければ、ここにいる意味もない」
「2016年の初頭からマニュファクチャラーとの話し合いを持ち、ボクスホールとの合意に達した。この契約は多くのファンを驚かせるだろう」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています