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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.07.05 16:00
更新日: 2021.07.05 15:42

ルーベンス・バリチェロが親子参戦を実現。19歳の息子エドゥアルドがSCBデビューへ

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海外レース他 | ルーベンス・バリチェロが親子参戦を実現。19歳の息子エドゥアルドがSCBデビューへ

 ブラジル最高峰のツーリングカー選手権、SCBストックカー・ブラジルで参戦2年目を迎えているTOYOTA GAZOO Racingブラジル(TGRブラジル)は、エースを務める2014年王者ルーベンス・バリチェロ(フル・タイム・スポーツ/トヨタ・カローラ)の新たなチームメイトを発表。7月9~11日の週末にパラナ州カスカバルで開催される第4戦にて、現在19歳で“ドゥドゥ”の愛称を持つエドゥアルド・バリチェロを起用し、マティアス・ロッシの後任としてトヨタ・カローラを引き継ぐことが決まった。

 代表のマウリシオ・フェレイラ率いる名門フルタイム・スポーツは、2020年より新規参入のTGR陣営にスイッチしてトヨタ・カローラを走らせており、今季もバリチェロ、ロッシ、トニー・カナーン、ラファエル鈴木の豪華体制でシリーズを戦っている。

 そんなブラジル・モータースポーツのトップカテゴリーに初参戦を決めた19歳の“ドゥドゥ”は、これが自身にとっても初のツーリングカー公式戦デビューとなる。

 昨季は北米でインディカーの下部リーグであるUSF2000に参戦し、3勝を挙げランキング2位を獲得したエドゥアルドは、2021年より海を渡ってヨーロッパへ。イタリアに拠点を置くJDモータースポーツに加入し、FRECA(FORMULA REGIONAL EUROPEAN CHAMPIONSHIP by ALPINE/フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ・バイ・アルピーヌ)に挑戦している。

 一方、その“ドゥドゥ”にシートを譲る格好となった隣国アルゼンチンのスター選手ロッシは、昨季よりバリチェロと“相互交流”の形でSCBフル参戦を実現。地元のツーリングカー選手権、スーパーTC2000(STC2000)では同じくTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのカローラSTC2000をドライブし、自身5度目のドライバーズタイトルを手にしている。

 しかし、2021年も引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が残り、アルゼンチンの保健当局によって制定された検疫規則の結果として、ブラジルとの往来ごとに7日間の自己隔離期間を要する事態が続いていた。現在もディフェンディングチャンピオンとして選手権首位の座に着くロッシは、今回TGRとの協議によりSTC2000のタイトル防衛に専念する決断を下した。

これまで父の仕事場にも数多く帯同してきたエドゥアルド・バリチェロ。戦略助言を行うなど、レースを実地で学んできた
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今季も名門Full Time Sports(フルタイム・スポーツ)から参戦するルーベンス・バリチェロは、引き続きトヨタ・カローラをドライブ
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2021年は開幕から苦戦が続くも、第3戦ではリカルド・ゾンタとともに優勝も果たしている
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