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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.07.20 16:23
更新日: 2021.07.20 17:34

連続開催のRSC第7戦はフォード・マスタングのキャメロン・ウォーターズが週末2勝をマーク

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海外レース他 | 連続開催のRSC第7戦はフォード・マスタングのキャメロン・ウォーターズが週末2勝をマーク

 急きょ、2週連続開催のダブルヘッダー戦として追加されたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの2021年“実質的”第7戦タウンスヴィル・スーパースプリントは、ティックフォード・レーシングのエースを務めるキャメロン・ウォーターズが、土曜オープニングでのタウンスヴィル初勝利から日曜フィナーレの2ヒートを制する活躍を演じて見せた。

 また、前戦同地の500ラウンドで週末ダブルウインを飾っていた2016年王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(ホールデン・コモドアZB/レッドブル・アンポル・レーシング)も、日曜最初のレース2で僚友の7冠王者ジェイミー・ウインカップを引き連れて勝利を挙げ、トリプルエイト・レースエンジニアリングがワン・ツー・フィニッシュを決めている。

 本来、第5戦として“スーパースプリント”戦を開催予定だったビクトリア州のウィントン・モーターレースウェイでの1戦が再延期となり、ここリードパーク市街地コースでの「週末2連戦」を開催する運びとなったRSCだが、オーストラリアを襲う新型コロナウイルス(COVID-19)再拡大の兆候は全土に及び、シドニーのロックダウンが2週間の延期措置となったことを受け、この週末に続いて8月中旬に開催予定だったシドニー・スーパーナイトも、日程未定のまま延期されることがアナウンスされた。

 そんな不穏な空気のなか始まった今回の“エクストラ”タウンスヴィル戦は、まず土曜最初のスプリントに向けディック・ジョンソン・レーシング(DJR)の新エース、アントン・デ・パスカーレ(フォード・マスタング/シェル・Vパワー・レーシング)がポールポジションを獲得。フロントロウ2番手にはモンスターエナジー・レーシングのフォード・マスタングをドライブするウォーターズが並び、セカンドロウ3番手にもDJRのもう1台、ウィル・デイビソンが続くなどフォード・マスタングが予選トップ3を独占する速さを見せた。

 そのまま午後にスタートが切られた39周のスプリントは、ポールシッターのパスカーレが序盤から首位を守ったままルーティンピットを迎えたものの、18周目にタイヤ交換作業を終えコールドタイヤでトラック復帰したところ、2番手ウォーターズに逆転を許す展開に。

 見事にアンダーカットを成功させたウォーターズがフィニッシュまでポジションを守り「先週はここで周回遅れにされる屈辱を味わった後だけに、心の底から安心したよ」と語る今季2勝目を獲得した。

土曜最初のスプリントに向けDick Johnson Racing(ディック・ジョンソン・レーシング/DJR)の新エース、アントン・デ・パスカーレ(フォード・マスタング/Shell V-Power Racing)がポールポジションを獲得
Monster Energy Racing(モンスターエナジー・レーシング)のフォード・マスタングをドライブするウォーターズが、まずは土曜のレース1を制した
Triple Eight勢のダブルペナルティ裁定により、パスカーレとチャズ・モスタート(ホールデン・コモドアZB/Walkinshaw Andretti United)が並ぶ表彰台となった

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