レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.08.14 15:28
更新日: 2021.08.14 15:29

インディカーデビュー戦で予選4番手のルンガー「家族はまだ寝ているけど、起きたらビックリするだろう」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | インディカーデビュー戦で予選4番手のルンガー「家族はまだ寝ているけど、起きたらビックリするだろう」

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第12戦。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからスポット参戦するクリスチャン・ルンガーは、デビューレースの予選でインディカーの強豪ドライバーを抑え、予選4番手を獲得した。

 ルンガーはアルピーヌF1の育成ドライバーで、2021シーズンはARTグランプリからF2に参戦している。

 ルンガーはサマーブレイク中にバーバー・モータースポーツパークで行われたインディカー・テストにオリバー・アスキューと共にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参加。そのテストで好感触を与え、今回インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースでスポット参戦へと至った。

 プラクティスでは、27周を走行しチームメイトのグラハム・レイホールのひとつ上となる7番手タイムを記録したルンガーは、グループ2から予選Q1へと挑む。

 チャンピオンを争うドライバーが参加したグループ2の走行でルンガーは好アタックを見せ、アレクサンダー・ロッシに次ぐ2番手タイムを記録。赤旗も功を奏し、Q1を突破する。

 ポールポジションを12台で争うファスト12。ルンガーは、早めにアタックを行いブラックタイヤでは2番手タイム。さらにレッドタイヤに変更するとタイムを更新。

 ポールポジションのパト・オワードとは0.0286秒差の1分10秒7433を記録。デビューレースの予選で4番手と好グリッドを獲得した。

好アタックをみせたクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
好アタックをみせたクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)

「家を出た時は、今このポジションにいるとは思っていなかったよ。まだ家族は寝ているよ。朝起きたらびっくりするだろうね。4番手で満足している。期待していなかったので、より嬉しいよ」

「ここに来られてとても嬉しい。ファンに会えるだけでもすごいこと。今シーズンは、F2のひとつかふたつのレースでファンが訪れていたけど、収容人数は半分。だから、アメリカに来て、たくさんの人が近くにいて和えることは素晴らしいことだ」

「ただ楽しんでいるよ。ここで自分自身を証明するのは素晴らしいことだね。今のところ見栄えはいいかんじだ。けど、このポジションにいることを期待していなかった。明日どうなるか楽しみだね」とルンガーは予選後に語っている。

 来シーズン、3台体制が噂されるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング。ルンガーは決勝で活躍を見せ、その候補となるだろうか?


関連のニュース