2017年1月に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)最大の1戦、デイトナ24時間に向けてBMWが恒例となる”アートカー”を披露した。
BMWのファクトリーチームとなるレイホール・レターマン・ラニガン(RLL)がオペレートするこのM6 GTLMは、今回で19回目を数えるBMW恒例の”リベリー”となる。
今月初旬にアメリカ・マイアミで開催された『アート・バーゼル』で発表されたマシンだが、過去にはアレクサンダー・カルダー、ロイ・リヒテンシュタイン、アンディ・ウォーホルら、錚々たる面々が担当。その今季デザインを任されたのは、北米のコンセプチュアル・アーティストであるジョン・バルデッサリ。「FAST」という言葉が特徴的なこのイメージワークは、バルデッサリによれば「愉快な風刺」の意図を込めたものだという。
デイトナ24時間本戦でこのマシンをドライブするのは、IMSAのレギュラーを務めるビル・オーバーレンに、DTMコンビのアウグスト・ファルファス、ブルーノ・シュペングラー、そしてロウェのM6でスパ24時間を制したアレクサンダー・シムスのラインナップが予定される。
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