NTTインディカー・シリーズは、19日に2022シーズンの開催スケジュールを発表。2月末にセント・ピーターズバーグで開幕し、ラグナセカで最終戦を迎える全17戦で争われる。
2021年は、コロナ禍によりセント・ピーターズバーグでの開幕戦が延期となり、4月にバーバー・モータースポーツパークで開幕したインディカー・シリーズ。
トロント戦がキャンセルとなり、全16戦となったシーズンは、開幕から7戦で7人のウイナーが誕生するコンペティティブなレースが繰り広げられ、残すは19日のラグナセカ戦、26日のロングビーチ戦の2戦のみとなっている。
インディカーは、19日に2022年のカレンダーを発表。キャンセルとなったトロント戦、そしてアイオワ戦がカレンダーに復帰し、全17戦で争われる。
インディカーのCEOを務めるペンスキー・エンターテインメントコーポレーションのマーク・マイルズは、「このスケジュールは、2021年にNTTインディカー・シリーズが成し遂げた成長と勢いに基づいて構成されている」
「早い開幕を迎え、5月のインディアナポリス500マイルレースへの期待をさらに高める。夏のスケジュールもアクションに満ちており、休暇はなく、西海岸での最後の2レースでチャンピオンの戴冠へと繋がっていく」とコメント。
2022年は、2月27日にセント・ピーターズバーグで開幕。3月にテキサス戦、4月にロングビーチ戦が予定され、5月1日にバーバー・モータースポーツパーク、14日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース戦、2週間の走行が行われる伝統の一戦、インディアナポリス500マイルレースは、5月29日にスケジュールされた。
休みなく6月にシングルレースとなったデトロイト戦、そしてロードアメリカでの連戦が続き、7月には5戦が行われる。
3日にミド・オハイオ・スポーツカー・コース。17日に2019年以来となるトロント戦、23,24日にアイオワ・スピードウェイでのダブルヘッダー。30日にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース戦。
8月はナッシュビル戦とゲートウェイ戦、そして9月に西海岸に移動し、4日にポートランド・インターナショナル・レースウェイ、11日ラグナセカで最終戦を迎える。
ロードコース戦は6コース7戦、ストリート戦は5戦、オーバル戦が4コース5戦となっている。
「2022年のNTTインディカー・シリーズのチャンピオンシップにとって素晴らしいスケジュールだ。ストリートサーキット、ロードコース、オーバル。その多様性はインディカー・シリーズのレース特徴を際立たせる」とマイルズは語っている。
■NTTインディカー・シリーズ2022年レーススケジュール
ラウンド | 日程 | 開催地 | コース |
---|---|---|---|
第1戦 | 2月27日 | セント・ピーターズバーグ | ストリート |
第2戦 | 3月20日 | テキサス・モータースピードウェイ | オーバル |
第3戦 | 4月10日 | ロングビーチ | ストリート |
第4戦 | 5月1日 | バーバー・モータースポーツパーク | ロードコース |
第5戦 | 5月14日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ | ロードコース |
第6戦 | 5月29日 | 第106回インディアナポリス500マイルレース | オーバル |
第7戦 | 6月5日 | デトロイト | ストリート |
第8戦 | 6月12日 | ロード・アメリカ | ロードコース |
第9戦 | 7月3日 | ミド・オハイオ・スポーツカーコース | ロードコース |
第10戦 | 7月17日 | トロント | ストリート |
第11戦 | 7月23日 | アイオワ・スピードウェイ/レース1 | オーバル |
第12戦 | 7月24日 | アイオワ・スピードウェイ/レース2 | オーバル |
第13戦 | 7月30日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ | ロードコース |
第14戦 | 8月7日 | ナッシュビル | ストリート |
第15戦 | 8月20日 | ゲートウェイ | オーバル |
第16戦 | 9月4日 | ポートランド・インターナショナル・レースウェイ | ロードコース |
第17戦 | 9月11日 | ラグナセカ | ロードコース |