レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.09.27 11:43

若きチャンピオンに輝いたアレックス・パロウ「夢は完成した」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | 若きチャンピオンに輝いたアレックス・パロウ「夢は完成した」

 26日に開催されたNTTインディカー・シリーズ最終戦。伝統のロングビーチグランプリでチップ・ガナッシ・レーシングのアレックス・パロウは、4位でフィニッシュしシリーズチャンピオンを獲得した。

 9月の3連戦初戦となるポートランド戦を勝利し3勝目を挙げたパロウは、続くラグナセカ戦でリードを広げ、ランキング2位のパト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)に35ポイント差をリード。

 12位以上でフィニッシュすればチャンピオン獲得と有利な状況で最終戦を迎えた。

 予選は10番手のパロウは、オープニングラップの混乱でフロントウイングを接触させてしまうも、走行に影響はなく上位を走行。一方、ライバルのオワードはオープニングラップの接触で最後尾に落ちると、最後はマシントラブルでリタイアとなる。

 もうひとりのライバル、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、逆転にフルポイントが必要で、ポールからスタートするものの最多ラップリードを取ることができず、レース中にパロウの王者は確定。

 パロウは、そのまま4位でレースをフィニッシュし、シリーズチャンピオンに輝いた。

 24歳のパロウは、2003年のディクソン以来となる若さでチャンピオンを獲得し、インディカー史上で7番目に若いチャンピオンになった。

「なんてレース、なんて一年、なんてシーズンだ。このチームは素晴らしいよ。すべてのパートナーとチップ・ガナッシ・レーシングの一員であることをとても誇りに思っている」

「僕はチャンピオンになった。そして、その機会を与えてくれた人たちを誇りに思うよ。夢は完成した。そして、もうひとつを入手しよう!」とパロウは喜びをコメントした。

 オーナーのチップ・ガナッシも「皆さん、このビジネスで多くのレコードを打ち立てる若い青年がいる。彼はすでにスタートし、素晴らしい一年となった」

「正直に言うと、彼が加入し、そして仕事をしたとき、我々を驚かせた。帽子を脱いで、おめでとうと言おう」とパロウを称賛している。

チップ・ガナッシの祝福を受けるアレックス・パロウ
チップ・ガナッシの祝福を受けるアレックス・パロウ


関連のニュース