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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.10.13 13:02
更新日: 2021.10.13 13:03

STCC最終戦は「スタイリッシュに決められた」コチュリンスキーが女性史上初の選手権2位フィニッシュ

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海外レース他 | STCC最終戦は「スタイリッシュに決められた」コチュリンスキーが女性史上初の選手権2位フィニッシュ

 シーズンフィナーレを待たずして2021年のタイトルが決定したSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権の最終戦が10月9~10日にリング・クヌットストープで開催され、自身3冠目を獲得した新王者ロバート・ダールグレン(クプラ・レオン・コンペティションTCR)の僚友、PWRレーシングのミカエラ-アーリン・コチュリンスキー(クプラ・レオン・コンペティションTCR)が今季2勝目を挙げ、彼女自身「大変なことだと理解していたけど、正直スタイリッシュに決められた」と、女性史上初のドライバーズランキング2位を獲得した。

 先週のマントープパークでシーズン最多勝記録を更新する10勝目を挙げ、早くも自身3度目のドライバーズチャンピオンを手にしたダールグレンだが、予選でも手を休めることなく「いつもどおりのテンション」で臨んだ新王者は、レース1のグリッドを確定するQ1でチームメイトに0.4秒もの大差をつけポールポジションを獲得。

 続くレース2向けのQ2でも、ランキング3位でコチュリンスキーと争うトビアス・ブリンク(アウディRS3 LMS/ブリンク・モータースポーツ)を0.360秒の差で退け、2戦連続今季11度目の“定位置”を確保した。

 明けた日曜午前10時35分に開始されたレース1は、中段勢でターン1コースオフの波乱はあったものの、フロントロウに並んだPWRの2台がともに好スタートを決めると、力強いダッシュを見せた2番手コチュリンスキーが新チャンピオンからホールショットを奪い、これで実質的に勝負アリ。

 レースを通じてお互いに1.5秒のマージンを維持した2台に対し、セカンドロウ3番手のブリンク、同4番手のオリバー・セーデルシュトレーム(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/レストラップ・レーシング)らはクプラのデュオに近づくことを許されず。パープルのマシンが今季幾度も達成したワン・ツー・フィニッシュを再演する結果となった。

レース1スタートで首位を奪ったミカエラ-アーリン・コチュリンスキー(CUPRA León Competición TCR)
前戦で新王者を確定させた僚友ロバート・ダールグレン(CUPRA León Competición TCR)を従え、コチュリンスキーが今季2勝目を挙げた
レース2では、首位のダールグレンが今度こそ先頭で1コーナーへのターンインを成功させる

■「この結果をとても誇りに思う」とコチュリンスキー


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