2017年シーズンからワークス体制でBTCCイギリス・ツーリングカー選手権への復帰を表明したボクスホールは、未定となっていたエースドライバーにWTCC世界ツーリングカー選手権でも活躍するトム・チルトンを起用すると発表。パワー・マックス・レーシングとともに新型アストラを走らせ、久しぶりのBTCC復帰を果たすこととなった。
チルトン兄弟の長兄で現在31歳のトム・チルトンは、2002年にアストラクーペでBTCCにデビュー。2006年には当時のワークスであるトリプル・エイト・レースエンジニアリングに所属し、ファクトリーマシンのアストラをドライブ。インディペンデント・トロフィーで10勝を挙げ、WTCCへスイッチする2011年まで同シリーズにエントリーしていた。
2016年はセバスチャン・ロウブ・レーシングのシトロエン・CエリーゼWTCCのステアリングを握り、WTCCのドライバーズランキング8位でシーズンを終了。来季はクリオカップ卒業生のセナ・プロクターとともに、BTCCにワークス復帰を果たすボクスホールの開発を任されることとなった。
「僕もドライバーとしてBTCCに復帰することができて、本当に喜んでいる」と、チルトン。
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