更新日: 2021.12.21 13:16
バサースト1000勝者ホールズワースがフルタイム復帰。Grove Racingのマスタングをドライブ/RSC
2021年のRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ最終戦となった伝統の『バサースト1000』に参戦し、ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)のチャズ・モスタートとペアを組み、マウントパノラマでの“グレートレース”初優勝を飾ったリー・ホールズワースが、2022年に向けフルタイムのレースシートを獲得。新たにフォード陣営のグローブ・レーシングと契約を結び、フォード・マスタング・スーパーカーをドライブすることが決まった。
現在38歳のベテランでもあるホールズワースは、2021年シーズンを前にフォード陣営のホモロゲーション登録チームでもあるティックフォード・レーシングを離脱し、フルタイムのレースシートを喪失。代わってアシュリー・シュワード・モータースポーツに加入してTCRオーストラリア・シリーズに挑戦し、アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCRのステアリングを握ってきた。
さらにシーズン後半に向けてはWAUの耐久カップ登録ドライバーとして機会を得てホールデン・コモドアZBをドライブし、自身18回目の挑戦にしてバサーストでの最高の栄誉を獲得した。
その実績を提げたホールズワースは、今季限りでトッド&リック・ケリーの創業家一族がチーム運営から撤退したグローブ・レーシング(旧ケリー・グローブ・レーシング)に加入し、すでに来季のブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)移籍をアナウンス済みのアンドレ・ハイムガートナーに代わってマスタングでのレギュラーシートを確保。チーム在籍2年目を迎えたデビッド・レイノルズと並び、実力派ベテラン・コンビを結成することとなった。
「僕自身この機会に驚かされていて、スーパーカーのチャンピオンシップにフルタイムで復帰するのが待ち切れない思いだよ」と、新チーム加入の喜びを語ったホールズワース。