1月27日、女性のみで争われるフォーミュラカーレースのWシリーズは、3シーズンめとなる2022年のカレンダーについて発表した。引き続きF1とのパートナーシップが継続され、8戦をF1の週末に開催するが、新たに2022年は三重県の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリの併催レースとして、アジアで初開催されることになった。
2019年にDTMドイツ・ツーリングカー選手権の併催としてスタートしたWシリーズは、F3レベルのタトゥース製シャシーを使うフォーミュラカーレース。最速の女性ドライバーを決めるシリーズで、その後F1との関係を深めてきた。日本からは小山美姫が挑戦している。
2022年に向けては、新たに8戦のカレンダーが組まれた。これまで主にヨーロッパを舞台とし、2021年はサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でも開催されたが、2022年は初めてのアジアでの開催として、F1日本グランプリの併催として鈴鹿で開催されることになった。
「新しいレースカレンダーとともに、Wシリーズの拡大をアナウンスできる。これにより、1シーズンで最も多くのサーキットや國を訪れることができる。昨年、F1との画期的なパートナーシップを結び、彼女たちのスキルと意思は世界中のファンを魅了した」と語るのはWシリーズCEOのキャサリン・ボンド・ミューア。
「2022年、COTA、シルバーストン、ハンガロリンクに戻ることをうれしく思う。そしてWシリーズを初めてマイアミ、スペイン、フランス、メキシコ、そして日本に持ち込むことに興奮している。Wシリーズはアジアにデビューするが、我々は常にシリーズを真にグローバルなムーブメントにする意向を示しており、このカレンダーはそれを達成するための次のステップとなる」
Wシリーズの2022年カレンダーは下記のとおりだ。
Round | Date | Cource | Nationality |
---|---|---|---|
1 | 5月6〜8日 | マイアミ | アメリカ |
2 | 5月20〜22日 | バルセロナ | スペイン |
3 | 7月1〜3日 | シルバーストン | イギリス |
4 | 7月22〜24日 | ポール・リカール | フランス |
5 | 7月29〜31日 | ブダペスト | ハンガリー |
6 | 10月7〜9日 | 鈴鹿 | 日本 |
7 | 10月21〜23日 | オースティン | アメリカ |
8 | 10月28〜30日 | メキシコシティ | メキシコ |