メルセデスAMGは、2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦する4チーム7名のチーム／ドライバーのラインアップを発表した。2021年にチャンピオンを獲得したマキシミリアン・ゲーツがチームを移籍するほか、強力なラインアップが敷かれた。
これまでDTMでは12人のドライバーズ、14回のチーム、8回のメーカータイトルを獲得してきたメルセデスAMGは、2018年に一度DTMから離れたが、GT3規定が導入されるとともに2021年に復帰。マニュファクチャラー、ドライバータイトルを獲得した。メルセデスAMGは2022年、カスタマーチームとともにタイトル防衛を目指す。
チーム体制は、メルセデスAMG・チーム・グループMレーシング、メルセデスAMG・チームHRT、メルセデスAMG・チーム・ウィンワードが2台体制。メルセデスAMG・チーム・ミュッケ・モータースポーツが1台体制で参戦する。
ドライバーは、チャンピオンのゲーツが「戦略的な理由」によりチーム・ウィンワードに移籍。ルーカス・アウアーとコンビを組む。一方チームHRTからは、ルカ・シュトルツとアルジュン・マイニが参戦する。
一方、チーム・グループMレーシングは二度目のDTM参戦となるマーロ・エンゲル、そしてミカエル・グルニエが参戦。2021年に続き、エレクトリック・スペースドライブ・ステアリングシステムを搭載したスペシャルバージョンを使用するミュッケ・モータースポーツは、マキシミリアン・ブークが継続してドライブする。
「2021年は我々カスタマーチームとともに、DTMで成功を収めた年となった。8回目のマニュファクチャラータイトル、12回目のドライバータイトルを獲り、我々のブランドのサクセスストーリーを続けてきた」と語るのは、メルセデスAMGのカスタマーレーシング代表のステファン・ヴェンデル。
「我々はチームと高いクオリティをもつドライバーラインアップとともに、新シーズンでも成功を収めると確信している。我々の目的は、メーカーの立場としてタイトルを守ることだ。DTMでのメルセデスAMG GT3の次のチャプターを楽しみにしているし、すべてのチーム、ドライバーが良いスタートを切ることを願っている」
