2月25~27日にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開幕する2022年のNTTインディカー・シリーズ。エントリーリストが公開され、26台が参戦。デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングに移籍して挑む佐藤琢磨は、節目のインディカー200戦目を迎える。
2022年は2月の最終週に開幕を迎えるインディカー・シリーズ。恒例の合同テストは今シーズンも行わず、各チームはオフシーズンにプライベートテストを行い開幕戦へと挑む。
開幕戦セント・ピーターズバーグには、26台がエントリー。ディフェンディングチャンピオンのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)は、カーナンバー10のまま新シーズンに挑むこととなった。
2022年はメジャードライバーの移籍も多く。佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガンからデイル・コイン・レーシング・ウィズ・RWRへ。2021年にF1から転向しインディカー・デビューし速さを見せたロマン・グロージャンは、デイル・コインからアンドレッティ・オートスポートに。そして、7年間チーム・ペンスキーに在籍したシモン・パジェノーはメイヤー・シャンク・レーシングへと移籍した。
また、昨シーズン、4度目のインディ500制覇を達成したエリオ・カストロネベスは、メイヤー・シャンク・レーシングから2017年以来のフル参戦復帰を果たす。
ルーキードライバーは、スーパーフォーミュラにも参戦したタチアナ・カルデロン(AJフォイト)をはじめ、2021年インディライツ王者のカイル・カークウッド(AJフォイト)、デイビッド・マルーカス、デブリン・デフランチェスコ(アンドレッティ・スタインブレナー)、クリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン)、カラム・アイロット(フンコス・ホーリンガー)の6名だ。
昨年も最終戦までチャンピオン争いが繰り広げられたインディカー。2022年はどんなバトルが繰り広げられるだろうか?
■NTTインディカー・シリーズ2022年開幕戦エントリーリスト
No. | DRIVER | TEAM | ENGINE |
---|---|---|---|
2 | ジョセフ・ニューガーデン | チーム・ペンスキー | シボレー |
3 | スコット・マクラフラン | チーム・ペンスキー | シボレー |
4 | ダルトン・ケレット | AJ・フォイト・エンタープライゼス | シボレー |
5 | パト・オワード | アロウ・マクラーレンSP | シボレー |
06 | エリオ・カストロネベス | メイヤー・シャンク・レーシング | ホンダ |
7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | アロウ・マクラーレンSP | シボレー |
8 | マーカス・エリクソン | チップ・ガナッシ・レーシング | ホンダ |
9 | スコット・ディクソン | チップ・ガナッシ・レーシング | ホンダ |
10 | アレックス・パロウ | チップ・ガナッシ・レーシング | ホンダ |
11 | タチアナ・カルデロン | A.J.フォイト・レーシング | シボレー |
12 | ウィル・パワー | チーム・ペンスキー | シボレー |
14 | カイル・カークウッド | AJ・フォイト・エンタープライゼス | シボレー |
15 | グラハム・レイホール | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング | ホンダ |
18 | デイビッド・マルーカス | デイル・コイン・レーシング・ウィズ・HMD | ホンダ |
20 | コナー・デイリー | エド・カーペンター・レーシング | シボレー |
21 | リナス・ヴィーケイ | エド・カーペンター・レーシング | シボレー |
26 | コルトン・ハータ | アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジャニアン | ホンダ |
27 | アレクサンダー・ロッシ | アンドレッティ・オートスポート | ホンダ |
28 | ロマン・グロージャン | アンドレッティ・オートスポート | ホンダ |
29 | デブリン・デフランチェスコ | アンドレッティ・スタインブレナー・オートスポート | ホンダ |
30 | クリスチャン・ルンガー | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング | ホンダ |
45 | ジャック・ハーベイ | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング | ホンダ |
48 | ジミー・ジョンソン | チップ・ガナッシ・レーシング | ホンダ |
51 | 佐藤琢磨 | デイル・コイン・レーシング・ウィズ・RWR | ホンダ |
60 | シモン・パジェノー | メイヤー・シャンク・レーシング | ホンダ |
77 | カラム・アイロット | フンコス・ホーリンガー・レーシング | シボレー |