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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.05.23 07:14
更新日: 2022.05.23 07:50

ディクソンが最速ポール記録更新、琢磨は10番手【順位結果】第106回インディ500ポールデイ

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海外レース他 | ディクソンが最速ポール記録更新、琢磨は10番手【順位結果】第106回インディ500ポールデイ

 第106回インディアナポリス500マイルレースの予選が21、22日の二日間に渡って行われ、22日のポールデイでスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が2年連続のポールポジションを獲得した。

 トップ12に入り予選2日目に進んだ佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、10番手でファストシックスには残れなかった。

 ポールデイは12時30分より12台によるプラクティス走行が行われ、16時より予選がスタートした。

 前日の順位の逆順、12番手だった佐藤琢磨から連続4周のアテンプトが実施される。

 琢磨はウォームアップを 213.421mphで終えると、1周目を232.165mphを記録、2周目を231,746mphと伸びず、3周目は231.450mph、ラスト4周目を231.321mphでアベレージは231.670mphを記録する。

 3番目にアテンプトを行ったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)は琢磨を上回るスピードを見せる。プラクティスでトップだったディクソンは、1周目を233.907mphの速さを出すと2周目、3周目も233mph台で走行し、4周目も232.623mphとアベレージを233.510mphを記録した。

 アンドレッティ・オートスポート勢のロマン・グロージャンは、1周目を233mph台で走行するも徐々にスピードを落とし、アベレージ231.999mphを記録。2番手に留まる。

 5台がTOP12入りを果たしたチップ・ガナッシ勢、5番目にマーカス・エリクソンが走行し、ディクソンに届かないものの平均233.166mphの好アテンプトを見せる。

 過去10年のインディ500で3度ポールを獲得しているエド・カーペンターは6番目に走行。1周目をここまでの最速となる234.244mphを記録。しかし2周目からスピードを落とし、平均は233.073mphで3番手に。

 12台中6台が終わり、7番目はジミー・ジョンソン(チップ・ガナッシ)。1周目にバランスを崩し229.911mph、その後スピードを伸ばすも7番手でファストシックスには残れない。

 トニー・カナーン(チップ・ガナッシ)も233.022mphとスピードを見せ4番手。

 前日のホンダ勢トップだったアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)は、今日も安定した速さを見せ、1周目を233.751mph、2周目が233.481mph、3周目を233.234mph、4周目もうまくまとめ232.922mphで2番手。ここで琢磨は7番手となりファストシックス進出を逃す。

 残るはシボレー勢3台。まずはフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)がアテンプトへ。232mph台の走行となり6番手。チームメイトのパト・オワードも、チップ・ガナッシ勢には届かず6番手のオン・ザ・バブルに。

 ラストアテンプトはリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)。1周目を234.099mph、2周目を233.622mph、3周目は233.153mph、最後を2332.846mphでまとめアベレージは、233.429mphで2番手に入る。

 ポールポジションを争うファイアストン・ファストシックスはチップ・ガナッシ4台とエド・カーペンター・レーシング2台の争いとなった。

 ポールポジションが期待された佐藤琢磨は予選10番手となった。

■チップ・ガナッシ勢vsエド・カーペンター・レーシング勢のポール争い


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