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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.07.08 13:37
更新日: 2022.07.08 13:38

ホンダの元王者が約1年ぶりに土曜スプリント勝利、日曜はシボレーが制覇/STC2000第6戦

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海外レース他 | ホンダの元王者が約1年ぶりに土曜スプリント勝利、日曜はシボレーが制覇/STC2000第6戦

 アルゼンチンが誇る「南米最速、最高峰のFFツーリングカー選手権」ことスーパーTC2000(STC2000)の第6戦が、コルドバ州アルタグラシアの名物トラック、アウトドローモ・オスカー・カバレンで開催され、土曜スプリントでリバースポールを得たプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのファクンド・アルドゥソ(ホンダ・シビックSTC2000)が、自身約1年ぶりの復活勝利。続く日曜決勝は、前日予選でポールポジションを獲得したシボレーYPFチームのベルナルド・ラヴァー(シボレーYPFクルーズ)が、得意のトラックで“ライト・トゥ・フラッグ”での勝利を決めている。

 7月2~3日の週末に開催された新生『TC2000(ツーリスモ・コンペティション)』の同イベントも、引き続き旧TC2000との併催戦としてタイムテーブルが組まれると、土曜プラクティスから前年度覇者のラヴァーが最速タイムをマーク。30kgのバラストを搭載したマシンを手懐け、46回目のイベント開催を迎えた同サーキットとの相性の良さを見せつけた。

 そのまま予選に挑んだラヴァーは危なげなくキャリア通算3度目、今季初の最前列を確保し、2番手には今季デビュー7戦目にして史上最年少ポールポジションを獲得した17歳のイグナシオ・モンテネグロ(ルノー・フルーエンスGT)が、わずか0.006秒差で続くフロントロウに。

 2列目3番手に今季TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアに加入の18歳ホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)、4番手に新生アクシオンエナジー・スポーツSTC2000のエース、リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)、そして60kgの最多バラストを搭載した王者アグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)が続くトップ5となった。

予選トップ8リバースによる12周スプリントが開始されると、8番手に喰い込んでいたホンダのアルドゥソが好機を捉える
ルノー時代にはシリーズ連覇も達成している実力者が、ホンダ・シビックとともに2021年5月以来となる今季初優勝を手にした
30kgのバラストを搭載しながら、土曜予選でポールポジションを獲得したChevrolet YPF Teamのベルナルド・ラヴァー(シボレーYPFクルーズ)

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