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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.01.19 17:00
更新日: 2017.01.19 17:51

豪州SC:ボルボと係争中のGRMが計画を放棄。ホールデン陣営に復帰へ

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海外レース他 | 豪州SC:ボルボと係争中のGRMが計画を放棄。ホールデン陣営に復帰へ

 2014年からボルボのファクトリーチームとして活動してきたギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)は、2016年限りでワークス活動からの撤退を決めたボルボとの間で活動継続を求める法廷闘争を続けていたが、ここへきてボルボとの関係継続を放棄する決断を下し、2017年シーズンはホールデン・コモドアを走らせるべく準備を進めることを明かした。

 撤退を決めたボルボに対し、GRMの代表を務めるギャリー・ロジャースは、VASC(ヴァージン・オーストラリア・スーパーカー・シリーズ)向けに開発されたシャシーとエンジンを買い取る交渉を続けてきたが、ボルボ側は回収を主張。両者の議論は平行線の状態が続いていた。

ボルボ撤退の余波で、若手有望株のドライバーも離脱
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「ボルボS60には(ヤマハが開発した)優れたエンジンが搭載されていた。そのエンジンが使えなくなったとしても、共通フレームを使用しているシャシーだけでも我々の手元に残し、シリーズが用意する(シボレー製)共通エンジンを搭載する可能性を探っていた」と、ロジャース。

「しかし、その計画も上手くはいかなかった。エンジンもシャシーもこのシリーズに特化した仕様で、世界のどこでも使えるわけではないから懸命に説得を試みたのだが、最終的には理解を得られなかった……ということだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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