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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.08.10 18:12
更新日: 2023.01.02 01:45

元DTM王者&ル・マン2勝&デイトナ覇者のマイク・ロッケンフェラー、NASCARカップ戦にチャレンジへ

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海外レース他 | 元DTM王者&ル・マン2勝&デイトナ覇者のマイク・ロッケンフェラー、NASCARカップ戦にチャレンジへ

 2022年NASCARカップシリーズのカレンダーのうち、残るロードコース2戦となる8月21日のワトキンスグレンと10月9日のシャーロット“ローバル”に向け、2018年創設の新興スパイアー・モータースポーツが大物ゲストの招聘をアナウンス。ル・マン24時間で2勝を誇るドイツ出身の名手、マイク・ロッケンフェラーにカップシリーズ・デビューの機会を設けることとなった。

 前述の2戦でNext-Gen規定のシボレー・カマロZL1『No.77 ネーションズガード・シボレー』をドライブすることが決まったロッケンフェラーは「2000年代初頭にプロのレーシングキャリアを開始して以来、僕はつねにNASCARの動向に注目して来た」と、まずは挨拶代わりの言葉を述べた。

「さらに、このスポーツのヒーローの代表格であるジミー・ジョンソンとチームを組んだ(アクション・エクスプレス・レーシング/キャデラックDPi-V.R)ことで、NASCARに対する僕の尊敬と敬意、感謝と興味の気持ちが大きくなったんだ」と続けるロッケンフェラー。

「それは世界最高のドライバーたちが、わずか数センチの距離でホイール・トゥ・ホイールで戦う非常に競争の激しいシリーズだ。エラーの余地はせいぜい“ミニマル”だろうね」

 次週のリッチモンド戦を経て、8月21日の第25戦ワトキンズグレンでのレースが、ロッケンフェラーにとってのNASCARデビュー戦となる。

「ワトキンズグレンはどのクルマにとっても難しいトラックだけど、NASCARカップシリーズのマシンがどれほどセンシティブで大きいかを考えると、これはさらに大きな挑戦になるだろうね」とロッケンフェラー。

 地元のドイツでは2013年にDTMドイツ・ツーリングカー選手権チャンピオンを獲得し、2005年にはポルシェ911 GT3-RSRでGT2クラスを、そして2010年にはアウディR15 TDI plusで総合優勝を飾ったル・マン24時間での2勝に加え、同年にはアクション・エクスプレス・レーシングのライリーでロレックス24時間のデイトナ・プロトタイプ・クラスを制覇している。

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