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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.08.15 13:01
更新日: 2022.08.15 14:52

2023年向け“Gen3”シャシーの本格デリバリーが開始へ「重要な段階に到達できた」/RSC

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海外レース他 | 2023年向け“Gen3”シャシーの本格デリバリーが開始へ「重要な段階に到達できた」/RSC

 オーストラリア大陸を代表するツーリングカー選手権、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップで、2023年より正式導入がアナウンスされている新車両規定“Gen3”だが、同プロジェクトは今月に入り最初の完成したシャシーが順次、チームにデリバリーされる「重要な段階に到達した」と報告している。

 本来なら2022年から導入される計画で開発プロジェクトが進行してきたRSC版“Gen3”は、依然として南半球でも猛威を奮い続ける新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響を受け、グローバルなサプライチェーンの不安定性からその導入を1年順延する決定が下されていた。

 そのため、現在進行中の2022年カレンダーの各イベントで『フォード・マスタング・スーパーカー』と『シボレー・カマロZL1スーパーカー』各1台のテスト車両が、ファンへのお披露目を兼ねて精力的にテスト走行を続けている。

 その次世代シャシーの製造に取り組む4つのビルダーのうちのひとつであるペース・イノベーションズは、最初のスペースフレームシャシーの製造を完了し、この8月中旬にもチームへの納品を予定しているという。

 フォード陣営のディック・ジョンソン・レーシング(DJR)や、GMシボレーのトリプルエイト・レースエンジニアリングなど、各陣営でホモロゲーション登録チームに指名されたファクトリー系2チームとは異なり、量産シャシーのデリバリーを受ける最初のチームとなるブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)は、次週8月19~21日にメルボルンで開催される『ペンライトオイル・サンダウン・スーパースプリント』を前に、Gen3規定モデルの所有権を取得する予定となった。

 このシャシーはビルダー最大手のペースが製造する16台のうちの最初の1台となり、各エンジニアリング企業は独自の車両を構築したいチームに対し、キットや素材とともに未完成のスペースフレームを提供することも許されている。

 そのため、強豪ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドやエレバス・モータースポーツなどは独自のシャシーを構築するため先週にもペースからキットを受け取り済みで、これには完全なGen3シャシーを構築するために必要なすべての部品が含まれる。

 ペース・イノベーションズの代表を務めるポール・チェプニッチは、複数のシャシーを必要とするチームへの配送プロセスの概要を説明しつつ、完成車のロールアウトに関する最新の状況をシリーズ公式サイトに語っている。

現在進行中の2022年カレンダーの各イベントで『フォード・マスタング・スーパーカー』と『シボレー・カマロZL1スーパーカー』各1台のテスト車両が、ファンへのお披露目を兼ねて精力的にテスト走行を続けている
各エンジニアリング企業は独自の車両を構築したいチームに対し、キットや素材とともに未完成のスペースフレームを提供することも許されている

■次のページへ:「カスタマーを満足させ、すべての人に公平であることが非常に重要」とペース・イノベーションズ代表


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