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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.03.13 08:36
更新日: 2017.03.13 08:46

インディ開幕戦:表彰台を争う琢磨に不運。ブルデーが最後尾から開幕戦を制す

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海外レース他 | インディ開幕戦:表彰台を争う琢磨に不運。ブルデーが最後尾から開幕戦を制す

 フロリダ州セント・ピーターズバーグで開催されたインディカー・シリーズ開幕戦。予選でクラッシュを喫し最下位スタートのセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)が速さを見せ、地元セント・ピートでの初勝利を飾った。予選5番手から挑んだ佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)も序盤から上位を争うも、最後のピットインでタイムをロスし、5位で初戦を終えた。

 昨年のセント・ピーターズバーグの全長1.8マイルのストリート・コースではチーム・ペンスキーが予選で1-2-3-4を達成。レースも1-2フィニッシュで制した。そのままシボレー勢はストリートコースとロードコースのすべてでポールポジションを獲得し、レースでも勝利を飾った。エアロキット時代の2シーズン目はシボレーが14勝2敗という圧倒的な成績を収めたのだった。

 しかし、空力ルール凍結で迎えた2017年シーズン開幕戦では、ホンダ勢がプラクティスから優勢を保っていた。予選ではシボレー軍団のひとりであるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が3年連続、8年間で7回目のポールポジションという驚異的なパフォーマンスを見せたが、予選2番手はシボレーからホンダに戻って来たスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が獲得し、予選3番手もホンダユーザーのジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)だった。

 ディンフェンディング・チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は予選Q1で敗退し、14番グリッドからのスタートとなった。

 決勝日には雨の予報も出されていたが、幸いにも雨雲はセント・ピーターズバーグを訪れることなく、ドライコンディションでの110周が戦われた。

インディカー開幕戦/スタート
インディカー開幕戦/スタート

 スタート直後にグラハム・レイホール(RLLR)とチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)が接触し、これにカルロス・ムニョス(AJフォイト)が巻き込まれる多重アクシデントがあった。

 25周目には、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ)とミカエル・アレシン(シュミット・ピーターソン)が絡むアクシデントも発生。110周のレースでフルコースコーションが出されたのは、この2回だけだった。


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