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F1ニュース

投稿日: 2010.08.04 00:00
更新日: 2018.02.15 21:32

「ミハエルの危険行為は昔から」と元チームメイト


 ミハエル・シューマッハーの元チームメイト、エディ・アーバインが、ハンガリーGPで幅寄せをしたシューマッハーについて“大ばか者”だと発言、彼は昔から同じようなことを繰り返していると語った。

 レース終盤、バリチェロとの10位争いの中で、シューマッハーは追い越そうとして並びかけたバリチェロをピットウォールぎりぎりまで押し付ける形で幅寄せした。幸いクラッシュには至らなかったものの、危険な行為を行ったとしてシューマッハーは次戦ベルギーGPでの10グリッド降格のペナルティを受けた。

「あいつは大ばか者だ」とアーバインは、アラン・ブラジル・スポーツ・ブレックファストショーに登場した際にコメントしている。
「あれは本当に危険で、ばかな行為だ。信じられないね。何も考えてなかったんだな。相手のドライバーをピットウォールに押し付けてもいいと思った。ただただ傲慢なんだ」
「罰は下されたが、十分なペナルティだとは思わないね。1戦出場停止にするべきだった。僕が見た中でも最悪の部類に入る行為だ」

 一方でアーバインは、シューマッハーがすぐに2度目の引退をすべきだとは考えていない。
「でも彼が引退すべきだとは思わない。彼は前からああいうことを繰り返してきたし、長い間他の人間たちを脅かすようなことをしてきたが、報いは受けなかった。なぜなら彼はミハエル・シューマッハーだったからだ」
「彼は、“ザ・ミハエル・シューマッハー”だった。でも今のミハエル・シューマッハーはそううまくは逃れられないということだ」