更新日: 2018.02.16 20:08
【GPインサイド】フリー走行1回目の“ゴタゴタ”

「フリー走行1回目のセッション時間を1時間とし、終了時刻は午前10時40分とする」(午前9時28分/FIA発表)
11月13日には最低気温が3度と冷え込んだオースティン。真冬のような寒さも幾分、和らいで、アメリカGP初日の11月15日(金)の朝は気温12度と日本の秋と変わらなかった。
ところが、メキシコ湾がある南東から湿った風が吹き込んだために、金曜日のオースティンは朝から深い霧が立ちこめ、サーキット・オブ・ジ・アメリカズの医療用ヘリコプターの離発着が行えないため、アメリカGPのフリー走行1回目は遅延に次ぐ遅延で、結局40分遅れの午前9時40分に開始することとなった。
本来であれば、レース以外のセッションは時間が延長されないため、フリー走行は50分間で行うところだが、FIAは「アメリカGPフリー走行1回目のセッション時間を1時間とし、終了時刻は午前10時40分とする」と、午前9時28分に発表。これを受けて、各ドライバーは午前9時35分ごろから相次いでコクピットに乗り込み、9時40分のグリーンライト点灯とともに、いっせいにコースインしていった。
なお、オースティンの週末天気は、土曜日に心配されていた雨の予報が覆り、週末を通して概ね良好で、最高気温は土曜日が21度、日曜日は29度と予報されている。
■GPインサイド:
日本人F1ジャーナリストの尾張正博氏がグランプリの現場から、ドライバーやチーム首脳の生の声、パドックを賑わせているニュースの真相、レースのキーポイントやサイドストーリーなどを自身の取材情報からお届けする。