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F1ニュース

投稿日: 2009.07.29 00:00
更新日: 2018.02.15 14:21

「シューマッハーのF1復帰は200パーセントない」とマネージャー


 負傷したフェリペ・マッサが欠場を強いられる場合、ミハエル・シューマッハーが代わりにフェラーリに乗るのではとのウワサが高まる中、シューマッハーのスポークスパーソンとマネージャーがこの件についてそれぞれ微妙に違うニュアンスの発言を行った。

 まずスポークスウーマンのサビーネ・ケームが、シューマッハーはフェラーリから打診があれば検討するだろうと述べた。
「あらゆることを検討するのはフェラーリです」と彼女はBBCに対してコメントした。
「彼らがアプローチしてきたら、ミハエルは検討しますが、彼らの話し合いに参加する理由は彼にはありません」
「彼は今の生活に満足しており、何かを恋しがったりはしていません。ですから通常であれば彼は関心を示さないでしょう。でも今の状況は特殊で、非常に仮想的な状況です。ミハエルは(話し合いに)参加したいとは思わないでしょうが」
「ミハエルは2月にバイクで事故に遭っており、首に怪我をしました。彼の首がF1をドライブできる状態なのかどうかは分かりません」
「もしフェラーリに、ドライブすることを検討してもらえるかどうか尋ねられたら、彼はチェックをするでしょう。でも彼は今40歳だということをお忘れなく」

 彼女の発言が報道された数時間後、シューマッハーのマネージャー、ウィリー・ウエーバーは、シューマッハーがF1に復帰することは“200パーセント”ありえないと主張した。
「次戦バレンシアで誰がそのマシンに乗るにしても、ミハエル・シューマッハーではない」とウエーバーはデイリー・メイルに語った。
「このことを私は100パーセント、いや200パーセント確信している」
「彼には大きなプレッシャーがかかるだろう。優勝することを期待されるはずだ。だが彼はこのマシンに乗ったことがないんだ」
「ミハエルは現役時代、できる限り完璧を目指していた。でも今回の場合は完璧にはならないだろう。ギャンブルのようなものだし、それはミハエルのやり方ではない」