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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.11.21 00:00
更新日: 2018.02.17 04:26

「トムは稀代のドライバー」とマクニッシュ


 今季限りでの現役引退を表明したアウディのトム・クリステンセンについて、元チームメイトのアラン・マクニッシュは「稀代の偉人のひとり」と讃えるとともに、その強さの源泉について振り返っている。

 今季はルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバルとともに1号車アウディR18 e-トロン・クワトロでWEC世界耐久選手権に参戦しているクリステンセンは、これまでル・マン24時間で史上最多となる9勝を挙げるなど、スポーツカー耐久レースの分野で数々の功績を残している。ただ今月19日、今季WEC最終戦となるインテルラゴス戦限りでプロドライバーとしての現役から退くことを発表した。

 長年アウディのドライバーとして活躍し、昨シーズン限りでLMP1の第一線から退いたマクニッシュは、クリステンセンの功績を次のように讃えた。

「トムが稀代の偉人のひとりであることに疑いはないよ。スポーツカーレースの分野に限らず、モータースポーツ全体としてね」とマクニッシュ。彼は昨年、クリステンセン/デュバルとともにル・マン24時間を制し、WECの世界チャンピオンに輝いている。

「多くのF1ドライバーたちがトムのようなキャリアを築きたいと思っている。彼がF1を走らなかったことは問題ではないんだよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています