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F1ニュース

投稿日: 2013.11.01 00:00
更新日: 2018.02.16 19:44

【GPインサイド】キミにしてやられたロータス


「キミはいま飛行機でアブダビに向かっている途中だ」(ロータス広報)

 インドGPのレース終盤に、ロータスのトラックサイド・オペレーション・ディレクター(他チームでいうところのチーフエンジニア的な存在の)アラン・パーマンと、放送禁止用語でののしり合ったキミ・ライコネン。インドGPから2週連続開催となったアブダビで、メディアの注目を集めたのは、やはりライコネンだった。

 ところが、記者会見が行われる木曜日になっても、ロータスの広報からドライバーの記者会見の時間が発表されない。通常は午後2時15分ごろに開かれるのだが、アブダビGPはトワイライトレースということで、ほかのグランプリとは異なるスケジュールを組む可能性もあるため、多くのメディアが時間がわからずに右往左往していた。

 しばらくして、広報が「午後2時20分に開く」とアナウンスするものの、予定の時刻を過ぎても会見が開かれる雰囲気はない。集まった報道陣の中には、木曜日にだれもライコネンの姿をパドックで見ていないため、「そもそも、ライコネンは来ていないのでは?」という思いがたまっていたところだった。そのため、報道陣たちが再びロータスの広報のドアと叩くと、中から困り果てた顔をした広報が出てきて、こう言ったのである。
「キミはいま飛行機でアブダビに向かっているところ。ただ、いつ到着するかは把握していないので、会見は中止します」

 太陽が沈んだ午後6時を過ぎてもライコネンの姿はヤス・マリーナ・サーキットにはなく、再び広報に尋ねると「今夜の10時ごろにアブダビの空港に到着する予定」だという。つまり、会見が予定されていた時点でライコネンの消息はロータスですら、つかんでいなかった可能性がある。


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