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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.04.17 00:00
更新日: 2018.02.17 07:24

いよいよ開幕! 今季SFの変更点をチェック


 2015年シーズンの全日本選手権スーパーフォーミュラが、いよいよ4月18日〜19日に鈴鹿サーキットで開幕する。開幕戦の前に、観戦する上でポイントとなりそうな変更点をチェックしておこう。

“クイック&ライト”をコンセプトとしたSF14シャシーと、近年のダウンサイジングエンジンの潮流に沿った2リッター直4直噴ターボエンジンをという新たなパッケージを昨年から導入しているスーパーフォーミュラ。コーナリングスピードではF1に次ぐ速さを見せるなど、導入初年度からそのポテンシャルの高さを披露している。

 クルマ、タイヤ、エンジン、メンテナンスなどなど、日本発の高品質カテゴリーであるスーパーフォーミュラは、世界を戦うドライバーたちからも注目を集め、今年もエントリーリストには豪華な顔ぶれが揃った。その中でもひときわ話題となったのは、やはり小林可夢偉の参戦。名門KYGNUS SUNOCO Team LeMansから、12年ぶりとなる国内シリーズに挑むこととなる。

 もちろん、迎え撃つドライバーたちも強力なラインナップだ。昨年のチャンピオンでもある中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)や、チームメイトのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)というWEC世界耐久選手権で世界を舞台に戦うドライバーをはじめ、13年チャンピオンの山本尚貴(TEAM無限)や、昨年はGP2シリーズを戦った伊沢拓也(REAL RACING)など、国内外のトップドライバーたちが名を連ねている。

 そんなトップドライバーたちが、ワンメイクシャシーのSF14で争うスーパーフォーミュラだけに、その戦いは常に僅差。また、昨年はホンダエンジンがトヨタエンジンに対して遅れを喫する状況となっていたが、今年のテストを見る限りではその差もかなり拮抗している様子。さらに熾烈な戦いが繰り広げられそうなスーパーフォーミュラだけに、ひとつの変更点が大きな差になって現れる可能性もある。