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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.02.14 00:00
更新日: 2018.02.17 05:58

なぜ? NAKAJIMA RACING『64』復活の理由


 13日、ホンダは2015年のモータースポーツ活動計画を発表したが、スーパーGT、スーパーフォーミュラの参戦ドライバーのゼッケンを見て「!?」と思った方も多いだろう。それは、NAKAJIMA RACINGのゼッケンが従来の『31』『32』から『64』『65』に変更されていたからだ。

 国内モータースポーツでは、チームごとに縁のあるゼッケンが数多く存在する。例えばトムスの『36』やインパルの『12』、チームクニミツの『100』等、ゼッケンを言えばチーム名が出てくるくらいその歴史は長い。スーパーGT500クラス、スーパーフォーミュラに長年参戦するNAKAJIMA RACINGは、2004年からは『32』をエースナンバーとしており、それ以前は『64』だった。

 この『64』は1990年代中盤から使われてきたゼッケンで、由来はふたつ。ひとつは、中嶋悟代表がF1にロータスから参戦していた1989年、最終戦のオーストラリアGPで大雨の中、ファステストラップを記録したのが64周目……というもの。『雨の中嶋』の代名詞となったレースの記念すべき周回数に由来する。実はもうひとつ由来があるのだが、これは「ちょっと言いづらい」理由とのことで、「ナイショ」とのこと。

 長年『64』で参戦してきたNAKAJIMA RACINGだが、2004年に突如としてエースナンバーが、ちょうど半分の『32』になった。この年はJGTC全日本GT選手権では、タイトルスポンサーが現在のエプソン販売に変わった年だ。


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