投稿日: 2011.12.20 00:00
更新日: 2018.02.16 06:35
更新日: 2018.02.16 06:35
アウディ、来季に向けディーター・ガスを補強
(オートスポーツweb)
アウディスポーツは19日、2012年のWEC世界耐久選手権とDTMドイツツーリングカー選手権での活動に向け、今季までF1チーム・ロータスでテクニカルディレクターを務めていたディーター・ガスがチームに加入すると明らかにした。
ガスは2001年からトヨタF1チームのチーフエンジニアとして活躍。トヨタF1の撤退後もF1に留まり、ロータス・レーシング/チーム・ロータスで副テクニカルディレクターとして活躍した。F1で11年活動する前のガスはアウディスポーツに所属しており、スーパーツーリングやル・マンで活動していたため、今回のガスの復帰は“里帰り”となる。
アウディスポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒ博士は、ガスの起用について「我々は新しい挑戦者や新技術が必要とされるDTMとWECという、ふたつの高次元の戦いに直面している。このふたつのレースは日程的にも厳しい状況だ。我々は成長し、挑戦に対処するためにいくつかの補強が必要だと判断したんだ」と語る。
「これらの考慮の結果、我々はレースに関する責任を集中させる新たな職を作ることにし、そこにディーター・ガスを据えることになった」
ガスの役割はレース関係責任者となり、ウルリッヒ代表率いるアウディスポーツの首脳陣の一角としてチームに加わることとなる。