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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.09.24 00:00
更新日: 2018.02.16 18:48

アウディ、WEC第5戦でLMPマシン100勝目を挙げる


Audi、オースティン6時間レースで優勝、LMPマシンでの総合優勝獲得100回目を記録

・デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組が歴史的快挙を達成
・Audi R18 e-tron quattroは2013年の連勝記録を更新
・ル・マン優勝トリオがWECポイントランキングのリードを伸ばす

 インゴルシュタット / オースティン 9月22日発。アウディはアメリカ合衆国テキサス州オースティンでの初開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)で歴史的快挙を成し遂げました。アウディ モータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒ率いるチームが、LMPマシンによるレースでの総合優勝獲得100回目を記録しました。

 この記録は2000年3月18日にセブリングで獲得したアメリカでの初優勝から始まりました。その時からこんにちまで、アウディスポーツ チームヨーストはポテンシャルの高いレーシングカーを作り続け、ル・マンの伝説的英雄であるトム クリステンセンがチームの一翼を担って来ました。

 気温28度、路面温度45度に達したテキサスの地で、アウディは今シーズンのWEC連勝記録を更新する素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。ロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス)組が、開幕戦のシルバーストーン、ル・マン24時間に続く、今シーズン3回目のWEC総合優勝を獲得しました。

 彼らが駆ったゼッケン2号車のAudi R18 e-tron quattroは、2番手を走るトヨタのマシンに23.617秒というアドバンテージでチェッカーフラッグを受けました。今回の優勝はアウディにとって今年のWECレース5回目の総合優勝で、3月に行われたセブリング12時間レースでの優勝を含め、今季6回目のLMPマシンによる総合優勝になりました。

 ドライバーのドライビングスキルはもちろん、タイヤ交換をドライバーチェンジと同時に行うとは限らない、通常とは異なるレース戦略も見事でした。結果、素早く交替を済ませたドライバーは、ミシュランタイヤの特性をフルに活かして素晴らしいラップタイムを維持し、レースのリズムを狂わせることなく走り続けました。