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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2010.02.02 00:00
更新日: 2018.02.15 17:52

アストンマーチン、サルテ本番を前に欧州&米国のル・マン3戦に出場


 伝統の耐久レース、ル・マン24時間に今年も参戦を予定しているアストンマーチン・レーシングが本番を前にアメリカとヨーロッパのル・マン・シリーズ3戦に出場することを明らかにした。

 2009年のサルテで総合4位に入るなど予想以上の活躍を見せた英国の名門チームは、今年の耐久レースでワークスのプジョーやアウディといった強豪と対峙すべく、メインイベントを前にALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)とLMS(ル・マン・シリーズ)のシリーズ3戦にエントリー、1台のLMP1カーを用意し本番への準備を進める構えだ。

 スケジュールはまず、3月20日に開催されるALMSの開幕戦セブリング12時間に参戦。その後ヨーロッパを舞台とするLMSの開幕戦ポールリカール(4月11日)に出場した後、すぐにアメリカへと舞い戻り、1週間後に行われるALMS第2戦のロングビーチ・グランプリに参戦するというものだ。

 2010年のドライバーラインナップは、クリス・バンコム、ステファン・ミュッケ、ハロルド・プリマ、ダレン・ターナーの4人が残留を決め、さらにスポーツカーレースで豊富な経験を持つエイドリアン・フェルナンデスを新たに迎え入れる。彼は昨年、ALMSのLMP2クラスでチャンピオンを獲得している。

 チームは6月のル・マンに伝統あるガルフオイルカラーのLMP1マシン2台をエントリーしているが、それ以降もセレクトされた複数のレースに参戦することを目論んでおり、残る6人目のドライバーも含め、今後数週間のうちに発表を行うとしている。