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投稿日: 2015.01.11 00:00
更新日: 2018.02.23 16:13

アムリン・アグリ、フォーミュラE初優勝!


 フォーミュラE第4戦ブエノスアイレスePrixが行われ、アムリン・アグリのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがトップチェッカー。チームに初優勝をもたらした。

 ポールポジションからスタートしたのは、第3戦で優勝を果たしたセバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)。連勝を果たすべく、トップをキープしていく。

 レース序盤は平穏に流れるが、終盤以降はアクシデントが続出する。その中のひとつがブエミだ。ブエミは右のフロントサスペンションを壊してリタイア。代わってトップに立ったのは開幕戦から3戦連続して表彰台を獲得し、ランキングトップに立っているルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)。しかし、このディ・グラッシもクラッシュしてしまい、戦線を離脱する。

 これでヴェンチュリのニック・ハイドフェルドが先頭に。しかし、残り2周というところで痛恨のドライブスルーペナルティが課せられてしまう。これで、約3秒差で2番手を走行していたダ・コスタが、残り1周というところでトップに立ち、そのままトップチェッカー。アムリン・アグリに嬉しい初優勝をもたらすことになった。

 後方の2番手争いも熾烈だった。ハイメ・アルグエルスアリ(ヴァージン)、ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ)、ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)、ネルソン・ピケJr.(チャイナレーシング)、ダニエル・アプト(アウディ・アプト)らによる超接近戦である。

 ベルニュがアルグエルスアリを接触しながら交わしたと思えば、そのベルニュをプロストがパス。プロストはこのまま2位でフィニッシュし、自身初の表彰台を獲得。ポールポジションを2度も獲得しているプロストが初表彰台とは、意外でもある。
 
 アプトはこの混戦の中、ベルニュを交わそうとしたところで接触し、マシンを壊してリタイアしてしまう。その間にネルソン・ピケJr.が先行して3位でフィニッシュ。第3戦に続き連続表彰台を得ている。以下、アルグエルスアリ、ブルーノ・セナ(マヒンドラ)、ベルニュの順でチェッカーを受けている。

 なお、優勝したダ・コスタのチームメイト、サルバドール・デュランは8位でフィニッシュしたが、エネルギー使用量違反で失格となっている。

フォーミュラE第4戦ブエノスアイレス/1月10日 決勝結果(暫定)
Pos.No.DriverTeamTime
155アントニオ・フェリックス・ダ・コスタアムリン・アグリ48'52''100
28ニコラス・プロストe.ダムス・ルノー+5''354
399ネルソン・ピケJr.チャイナ・レーシング+8''552
43ハイメ・アルグエルスアリヴァージン+11''148
521ブルーノ・セナマヒンドラ+11''535
627ジャン-エリック・ベルニュアンドレッティ+13''319
72サム・バードヴァージン+13''617
877サルバドール・デュランアムリン・アグリ+14''724
923ニック・ハイドフェルドヴェンチュリ+15''464
106オリオール・セルビアドラゴン・レーシング+19''334
1130ステファン・サラザンヴェンチュリ+28''973
1288ホーピン・タンチャイナ・レーシング+37''858
1328マルコ・アンドレッティアンドレッティ+1Lap
1466ダニエル・アプトアウディ・アプト+2Laps
157ジェローム・ダンブロジオドラゴン・レーシング+2Laps
1610ヤルノ・トゥルーリトゥルーリリタイア
1711ルーカス・ディ・グラッシアウディ・アプトリタイア
189セバスチャン・ブエミe.ダムス・ルノーリタイア
1918ミケーラ・セルッティトゥルーリリタイア
205カルン・チャンドックマヒンドラリタイア

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